LUZの熊野古道案内

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2007年 10月 10日

熊野の旅 木本祭り 4 本祭り

 一夜明けると本祭りです。
 以前は本祭りの出立ちは午前8時とか早かったものですが、今は誤伝9時半に新出町の出汁が出発する所からスタートします。
 木本町内を巡行し、各町内の出し物を順に合流させ、先導して木本神社に神様を迎えに行くわけです。
 この、木本神社に着けるのがお昼と決まっています。
 入る時間が決まっているとなると、道中が1Kmほどしかないのですから当然出発時間が早いと動かないで止まっていることになります。それが、だらだらと時間のかかる巡行の原因なのです。
 ここで不思議なのは、こんなに昔から時間をもてあます巡行なら、振舞い酒の出る場所でひたすら飲むのではなく、何かやることを発明しなかったことです。
 一番先を進む新出町には『獅子舞』がありますが。神社の入り口で舞うだけで道中では獅子頭も出していません。
 出発時間を遅らせたので少しだけ進行が早くなっています。
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 お昼の神社に入った各出し物は、午後になると新出町の山車を先頭に『神輿』を間に挟んで今度は本町通りを新出町・稲荷さんまで巡行します。
 これは昔どおりなので、まるで動きません。これも不思議なことです。
 動いている時の『栄町よいや』『木本神社神輿』はそこそこダイナミックなのですが、動いている方が少ないですから・・・
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 近年では人気の出し物は『親地町』の『六方行列』で大名行列の足軽、『奴さん』の行列を燃したものです。
 残念ながら、紀州家の行列を燃したわけではありません。紀州公がここを通って江戸面に登ることはありませんでしたからね。
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 三時ごろから順次『稲荷さん』に入りそこでおやつの休憩です。各町内は浜に出て一休みですが、新出町はその先が無いので解散です。
 夕方になると『神輿』は稲荷神社を出て浜に出ます。
 浜に出たみこしは海に入り塩で清めた後、波打ち際を神社の方に帰ります。
 この行程は700mくらいでしょうか。
 砂利浜ですからものすごく歩きにくく疲れる道中です。
 おまけに、酔っ払っていますからまるで進まなくなります。
 神社にご神体が戻った時に号砲が鳴ります。ことしは午後11時40分だったと思います。
 時速100mあまりでしょうか?
 このしんどい道中にかかると、先導する出し物も、見物人も居なくなってしまいます。
 夜中に号砲がなるのを家で聞いて『祭りが終わった』のを知るのです。
 一寸不思議な終盤ですね。 
カメラは センチュリー・グラフィック+スーパートプコール65mm
この範囲です

by je2luz | 2007-10-10 12:10 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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