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LUZの熊野古道案内

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2007年 09月 24日

熊野の旅 秋祭り

 日本の秋祭りは水稲の収穫が終わった頃が多かったものです。
 収穫を感謝し、労をねぎらい、祭りのときだけに許された贅沢をする・・・これが原点でしょう。
 今は稲刈りが8月に始まり、9月中に終わると言うような早期栽培ばかりになってしまいましたが、昔の稲刈りはちょうど今頃から始まり、10月一杯かかるものでした。ほぼ一ヶ月のずれが出ていますね。それに、百姓の比率が下がってしまい、収穫期もピンと来なくなっています。
 この辺の秋祭りのトップを走る感じなのが『木本祭り』です。
 木本にも昔は水田があったのですが、今では山沿いにほんのちょっぴり残っているだけです。
 この祭りは雰囲気的に実りを感謝すると言う性格はあまり無いように思えます。
 この祭りも、体育の日が出来てからずっと10月10日に行われてきたのですが、この体育の日が10月10日ではなく動き回るようになってから変更なっています。
 今年の『体育の日』が10月8日と言うことなので、その前の6日土曜の夜に『宵宮』(よみや)を行い10月7日日曜日に本祭りを行います。
 その前の10月1日の夜、参加する各町の役員が集まって木本神社に祭りが始まることを報告?する『鈴あげ式』が行われます。
 これがあるということは・・・本来ならみこしを担いだりする人は祭りまで身を清めて過ごすということではないのでしょうかね。
 東京の三社祭で問題になっていますが、『神輿に人が乗ること』はやっぱりおかしいですよね。
 ここのみこしは乗られるだけではなく、屋根を酔っ払いにひっぱたかれます。
 へべれけに酔った若い衆が伊勢音頭をがなりながら拍子を取るのに思い切り見越しの屋根をひっぱたきます。
 空の神輿ではありません。木本神社を出発する時には宮司さんによって、神様を宿したお札が神輿に移されています。
 神輿に乗っちゃあいけないなんて知らないときから、これを見ていて不愉快でした。酔っ払いが嫌いと言うのもあるのですがね。不信心な私から見ても不愉快なこの行為がずっと黙認されていると言うのはどう言うことなのでしょうね。
 大昔、比叡山の僧兵などがお神輿を担いで今日の町へ嫌がらせに出てきたとか・・・
 木本のみこしもかつては、気に入らない家や寄付の少ない金持ちの家にぶっつける嫌がらせをしたそうです。まあ、ここの神輿だけでなくこれはどこにでもあったようですがね。負の歴史ですから蓋をされてなかったことにはなっていますが・・・
 10月6日の午後7時ごろから夜中までと、10月7日の午前8時ごろから終日は木本町内を車で動くのは難しくなります。松本峠木本側入り口に車で行くのはあきらめた方だよいでしょう。
 見物人で埋まるようなことはありませんから、歩いての熊野古道散策には影響はありません。
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この範囲です

by je2luz | 2007-09-24 10:28 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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