人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2007年 09月 23日

熊野の旅 彼岸があるのなら・・・

 子供の頃、『ひがん』があるのなら『こがん』があるだろう・・・と思ってたずねたことがあります。
 お上人に『あるよ』と言われましたが、その時の説明がどんなものだったか記憶にありません。
 『彼岸』は「かのきし」ですから。『此岸』「このきし」があるのです。
 『あっち』があれば『こっち』があって当たり前ですね。
 『あっち』が『あの世』なら、『こっち』は『この世』ですね。
 『極楽』が西にあり『西方浄土』なら『現世は東にあるわけですが、東の果てではないですね。
 日は東から昇り西に沈みます。そうすると、過去、『前世』は東にあるのでしょうね。
 お彼岸に『真東』からのぼり、『真西』に沈みます。そして、そっちに『極楽浄土』があるようです。
 同じあの世でも、地獄は地面の下なのでしょうか?三途の川を渡ってから分かれ道があるようなことを言いますが、徳を積んだ人はふるいわけにもかからずに、阿弥陀様などが直接迎えに来て『極楽浄土』に向かうようです。
 どうも、宗教の話は平等ではないですね。特権階級が存在します。
 そのくせ、すぐに『地獄に落ちる』だとか『罰が当たる』だとか言って庶民を脅します。
 教科書に『免罪符』なるものが出てきて、中世のキリスト教会がさも悪かったように言い、だから『宗教革命』など起きた・・・と習いました。
 おかしいですね。日本でだってお札を売り、祈祷をし・・・ふるい宗教ではおかしいと、親鸞や日蓮が反旗を振りかざしたし・・・なにより、それ以降も日本では『お札』『お守り』の類はちっとも減らず、いまだにまかり通っていますね。キリスト教会の免罪符が馬鹿げていて日本の神社やお寺のは馬鹿げていないのでしょうかね。
 まあ、そんなことは別にして、『彼岸』に渡る入り口はこのあたりにあるそうです。
 紀勢線『那智駅』の前の海岸から船出すれば良いそうです。
 そのあたり、今ではサーフィンのメッカになっているようですが・・・流されたら『補陀落』へ行けるかもしれません。
 この『補陀落』は死後の世界ではなく、永久に生きられる場所とも言われていますがね。
 私ならはすの葉っぱの上でのんびり過ごすより、どうせ海を渡るなら世之介の目指した『女護島』の方が楽しそうな気がします。
 もっとも、極楽も・・・『酒はうまいし、姉ちゃんはきれいだ・・・』なんて歌もありますがね。
 こんな不謹慎な調子ではとても『極楽浄土』へは行けそうもありませんね。
 写真は那智の『補陀洛山寺』ですが、こうした入り口は栃木県の二荒山や山形県の月山にもあるようです。
d0045383_1058796.jpg

この地図より広い範囲です

by je2luz | 2007-09-23 11:04 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/6209005
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 秋祭り      熊野の旅 天気が良いので・・・ >>