LUZの熊野古道案内

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2007年 09月 18日

熊野の旅 記憶の中の汽笛

 私の家はJR紀勢線熊野市駅から300mほどのところにあります。
 駅との間には岩山要害山がありますが、他に部分の線路との間をさえぎるものは普通の建物しかありません。
 ディーゼル気動車の汽笛は聞こえてきます。風向きによってはエンジン音も聞こえてきます。
 この、ディーゼルエンジンの付いたものは紀勢本線が全通したときからこの線では普通になりました。そして、その時から蒸気機関車は居なくなりました。
 全通した紀伊木本(熊野市駅)と尾鷲の間はリアス式海岸を走るものでトンネルのほうが長い区間です。さらに尾鷲から先の紀伊長島を越え、荷坂峠を越えて伊勢路・大内山に至るまでもトンネルの多い区間ですから、全通を機会にディーゼル化したのです。
 窓も開けられない蒸気機関車とトンネルの組み合わせから開放されて旅は快適になりました。駅弁も食べられるようになりました。
 旅の情緒と言う面ではうんと薄れてゆきましたがね。

 紀勢線が全通するまで・・・私が子供の頃、私は紀勢西線の終点から一山越した飛鳥町で育ちました。評議峠を越えて約8Kmほどです。一番低い峠部分でも海抜400m、住んでいたのは海抜300mの所です。紀伊木本駅は海抜10mほどです。
 それほど山に隔てられた遠い所でも、日によっては機関車の汽笛が聞こえました。静かにしている夕方とかに、『ポーーッ』と聞こえてきました。子供心にも、少し物悲しいような音でした。
 もっと聞こえるときは機関車の排気音も聞こえました。
 そんな日は、天気の落ち目の日です。
 あくる日は雨です。

 蒸気機関車が消える頃にはここ木本に下りてきました。
 それからも、飛鳥で一年暮らしたこともありますが、騒音が増えたのか汽笛を聞いた記憶がありません。
 音の質の関係でディーゼルの汽笛は遠くに届かないのでしょうか?
 もっとも、機動車の変なクラクションの音が聞こえても情緒は無いですかね。
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この地図より広い範囲です

by je2luz | 2007-09-18 11:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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