LUZの熊野古道案内

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2007年 09月 14日

熊野の旅 花火大会の運営

 熊野最大のイベントはやはり『熊野大花火大会』です。
 私が子供の頃には『木本の花火』でした。
 夏が近づくと、木本中を花火の寄付を集める人たちが歩きました。
 家の格、所得、花火の好き嫌いに応じて皆さん寄付をしたものです。だから、花火のプログラムには小さな活字で、普通の人の名前がどっさり並んでいたものです。いつの間にかそうした町ぐるみの寄付集めは消えてゆきました。今では『木本の花火』ではなく『熊野の花火』になっています。
 『熊野の花火』と広域になって、同じように寄付が集まればお金も増えるのですが、事実上そうした小口の寄付は減ってしまいました。
 昔から、花火を支えるお金の多くは自治体からの出費とスポンサーのお金でした。
 さほど大きな企業のない熊野ではその寄付集めが大変なのです。
 南海、近鉄が当地でしのぎを削っていた頃にはそうした所が大口の仕掛け花火を提供して呉れたりしました。
 春ごろには市の観光課の職員が大阪、名古屋まで出向いて少しでも縁のある企業を廻って寄付をお願いしてきました。
 景気の良い時にはお金も出よいのですが、バブルがはじけた頃からは中々スポンサーも見つからなくなりました。
 それに加え、元はそんなに無かった花火大会が各地で無茶苦茶増えてしまいました。
 ちょいとした町なら必ず花火大会をするようになっています。
 江戸時代から営々と続いてきたここの花火大会といっても、他所から見れば小さな町の花火に見えます。客船『ASUKA II』が見物に来るくらいであっても中々分かってもらえません。
 こうした本当に伝統のある花火大会でも、自治体の財政状況の悪化に加え。スポンサーの減少で四苦八苦しています。まして、中途半端な花火大会はもっと苦しいようです。
 各種イベントと一緒で、流行れば『おらが町でも・・・』式が増えすぎたのでしょうね。
 それに、仕掛け花火を提供しても仕掛けに書いたスポンサーの名前やマークを見る人なんてほんの一握りしかいないのも、宣伝媒体としては弱いですからね。
 増えてしまった花火大会が元の数に戻ることも少ないでしょうし・・・
 熊野市が夕張になる可能性もありますし・・・
 根本的に運営を考えないと大変なことになるかもしれません。
 観客10万人から100円取っても予算の1/3にしかならないのです。それでも1/3にはなるわけですけどね。どう集めるかは別ですが・・・
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by je2luz | 2007-09-14 12:44 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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