LUZの熊野古道案内

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2007年 09月 08日

熊野の旅 天神様 木本町西川町

 木本発祥の地『親地町』に隣接して『西川町』と言う所があります。
 県立木本高等学校の通学路が一本に絞られる所です。
 このすぐ傍の山すそ、少し小高くなった所に『天神様』が祭られています。なぜここに天神様なのかは私は知りません。
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 境内には牛の彫刻が座っています。割りと新しいもののようです。社殿などはなく、小さな祠があるだけですが、神域はきちんと守られています。
 ここの敷地内には楠木などの立派な樹木が茂っています。
 ここの大木の枝がどんどん広がって下にある民家の屋根を覆うくらいになっていました。
 枝と言っても30cmはゆうに超えるもので、高い所からせり出しているので屋根から20mほどにもなっていました。これが折れれば下の民家はひとたまりもありません。二十年はど前、この枝を切り詰めようと言うことになりました。
 その時に分かったのは、この『天神様』の境内は『西川何とか衛門』とか言うような昔の人の持ち物に登記されていると言うことです。西川町の由来になった旧家らしいですが、すでに子孫の方も木本には居られず大阪にお住まいでした。
 張り出している部分は下の土地の人が切っても良いとは言っても、そうは行かないものです。そのついでに将来危険になるようなものも伐採したいですしね。
 その子孫の方もここに我が家の土地があるということはご存じなかったようです。知っていてもこうした神社がある土地では売ることも出来ませんしね。登記も移っていないのでなおさらですね。
 このように、小さな神社などの敷地が個人名義になっている所は一杯あります。今は法改正されて町内会のようなところでも不動産が持てるようになっていますが、以前はきちんとした法人格のある団体しか登記できないので、土地を提供してくれた家の登記のままとか買い取った時の役員の名前で登記したりと言うことになったようです。
 神域の中に古い壊れた石灯籠があり、それに西川と言う文字も読めます。おそらくここは西川家が土地を寄進したのでしょうね。
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 写真の鳥居の向こうに見える木々が松本峠への上り口の物です。熊野市駅のほうからの順路を取れば熊野古道松本峠の入り口すぐ手前のカーブの所に『天神様』標識があります。道をそれて20mほどで境内に登る石段になります。
 ここには弁天様だけではなく木本町らしいものが移設されています。それは明日にでも取り上げたいと思います。
カメラは ローライフレックス・オートマットーX
この地図の中央付近にあります

by je2luz | 2007-09-08 11:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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