人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2007年 09月 03日

熊野の旅 マスコミと世界遺産

 マスコミの世界遺産の取り上げ方が少し正常化してきたような感じもします。
 初期には世界遺産の世界遺産たる規模を知らなかったのか、日本国内の世界遺産をひたすら持ち上げていましたが、最近では風向きが違います。
 認定するユネスコも狭い日本で次々立候補してくる候補地に少々あきれ、もてあましている節が見られます。大口スポンサーとは言え目に余ると言うことでしょう。
 私はそんなに歴史が好きなわけでも無いし、冒険家でも無いので普通の観光の感覚で少し旅をしました。個人旅行でヨーロッパをうろついたこともあります。ボロブドゥールを見るためだけにインドネシアに飛んだこともあります。
 その中には世界遺産に登録されたものもあります。登録されていなくても素晴らしい物が一杯ありました。教科書や図鑑に出てくるものが本当に普通に街中にあったりします。
 ギリシア・ローマの歴史の重さ、ガリア戦記の面影は無いですが華やかなフランスの古城、素朴なドイツの古城など世界中どこもかしこもそんなものだらけです。
 那智の滝や華厳の滝も良いですが、イグアスの滝のド迫力・・・
 知床も良いですが、何も無い、どうしてこんな所に人が住み着いたのかというラップランドの自然・・・
 まだまだ歩きたい所が一杯ありますが実現しないでしょうね。若い頃には渡航自由の時代でもなかったし、思うように廻れませんでした。 
 今の若い人がうらやましいです。テレビで放送される世界遺産のほとんどの所へ行く気になれば自分の足で行けるわけですからね。
 ソクラテスが、シーザーが、アレキサンダーが、ナポレオンが、ベートーベンが・・・そこにいた、そこを歩いた・・・実感できるものが一杯あります。
 石造りの文化と木と紙で出来た文化の違いもあり、形が残される率に違いがあるのは確かです。
 それだけに、今残されているものをいかに未来に受け継ぐかが大事なことで、世界遺産だ、関連事業だ、観光産業だ・・・と浮かれているべきでは無いでしょうね。
 そういった観点から、浮かれた報道が減ってきたことは好ましいことかもしれません。
 人が集まればその中には必ず不心得者もいます。物も傷みます。火災の心配すらあります。
 各地のルポの番組を見ると、私がカメラを担いで国内をうろついた昭和30年代後半とは全く違って、立派になった所が多いですね。観光開発の結果なのでしょうね。
 荒れて何も無いから偲ばれた古の栄華が・・・確かに復元されて目の前にあっても所詮は今様の作り物・・・見世物に過ぎないものが多いようです。
 夏草や つわものどもの ゆめのあと・・・・・・
 その方が良いのではないかとも思いますが・・・
d0045383_112272.jpg


by je2luz | 2007-09-03 11:22 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/6075639
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 又々ネタ切れ      熊野の旅 サメが来た? >>