LUZの熊野古道案内

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2007年 08月 11日

熊野の旅 洋館建て 飛鳥町小阪

 大正から昭和に初期にかけて日本では田舎にも西洋風の建物がポツポツと建つようになりました。これを『洋館建て』と呼んでいました。
 今の家は『純和風』のものを除くと、洋風とも和風ともつかないものが多いですが、この昔の洋館建てには独特の雰囲気があります。
 熊野では、獅子岩のすぐ脇に『観海荘』というホテルがあり、それは洋館建てのホテルでした。私が子供の頃にもなんだか古びた感じで不気味な物でしたが、木下恵介監督とやらが映画を撮ったとか言われています。この建物は残念ながら昭和30年代終わりごろでしたか火災で焼失してしまいました。
 古い洋館建てなどというものは決して住みよいものではないので、老朽化するとどんどん壊されてしまい、今では文化財指定と化されたもの以外はあまり残っていませんね。
 そうした、洋館の一つが飛鳥町小阪に残っています。
 当初は地元で一番大きかった家の主人が愛人のために建てたのだそうです。
 私が子供の頃には『診療所』になっていましたので、何度かその中に入ったこともあります。
 今は個人のお家になっていますので見物することは出来ません。
 写真のように立派な建物なのですが、どういうわけか屋敷の中に建っていなくて、旧国道42号線の通りに直接面しています。なんだか会社風、事務所風なのはこれを建てる時にそういう風にカムフラージュしたのでしょうかね。
 ド田舎ですから、全くごまかしが効かない所なのですが・・・
 これを建てたのは我が家の総本家なのですが、分家の分家の分家ともなり、昔のことは伝え聞いておりません。
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熊野三山と熊野の地図へ   ←←←←をクリックすると案内図が開きます。

by je2luz | 2007-08-11 10:10 | 熊野 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 池田 芳弘 at 2007-08-11 21:15 x
初めまして。
熊野地方の独特な秋刀魚について検索していて見つけました。
年末にオークワでずらりと並んだ、正月仕立ての秋刀魚寿司の美味し
さに感動しましたので。

私は大阪に住んでいますが、高校時代に自転車でR169から熊野に
抜ける、最後のトンネルから海に向かって延々下っていく気持ちよさが
忘れられないため、今でも車で年に数回訪れています。

秋刀魚の食べ方についても若い技官の話にしても素晴らしいですね。
明日から紀伊半島を巡り、花火大会やダイビングを堪能しようと考えて
います。
潮風の香る写真と文章を私達にいつまでも味あわせてください。
Commented by je2luz at 2007-08-13 10:29
 読んでいただけるとありがたいです。
 郷土史研究のしていませんのであまり詳しくはかけませんが、この半世紀ほどは自分で見ていますから・・・
Commented at 2016-11-11 08:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by je2luz at 2016-11-11 21:19
mayuKko さんへ
 これを建てた本家はもう熊野には居られません。
 この時代の建物だと、棟木に「棟梁」の名前と棟上げの年月日が書いた「棟札」が取り付けられていると思うのですが・・・


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