LUZの熊野古道案内

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2007年 07月 11日

熊野の旅 熊野市・南牟婁郡救急体制

 熊野古道は山の中です。
 海岸線沿いの熊野古道は大体において人家に近く、携帯電話も各社、各モードをあわせるとほぼカバーしてくれていると思います。山間部のルートもかなりカバーはされているとは思いますが、果たしてどの程度やら分かりません。
 残されている古道の宿命で、山越え峠道ばかりです。そして、元々、廃道になっていたところですから。民家もなく当然公衆電話もありません。
 里山的なところが多いですが、万一の時は自力で何とかしなくてはならないのは、普通の山登りと同じです。
 いつも書きますように。熊野市の熊野古道などはよほどの日で無いと、『行列の出来る古道』ではありません。神仏のお助け以外は期待できないときもあります。これは、鎌倉時代とかと変わりないのかもしれません。

 消防署、救急センターに連絡が取れれば助けに来てくれます。
 この救急体制はもう10年も前から広域化しています。
 消防署は熊野市・南牟婁郡全域ともに『熊野市消防署』になっています。
 この『熊野市消防署』は各地に良くある『組合立』ではありません。完全に、自治体としての『熊野市』が統括しているものです。人件費、経費は按分して他の自治体にも負担していただきますが、指揮体系、運営に関しては熊野市長が一手に担います。
 南牟婁郡に常設消防を作る話が出たとき、先に消防のある熊野市に話が来ました。これは当然の動きです。そして、一応『市』であり、兄貴分なので相談に乗って当たり前です。
 その時に、昔から良くある、自治体による『組合立』とかの意向もありました。
 これは老人ホームや病院経営ですでにやられていましたが、無責任体制になりよく、身動きもままなりにくいものですから、絶対にやら無いようにと議会サイドからブレーキをかけました。
 つまり 『やるなら、熊野市が全面的に引き受けろ』と言うことです。
 消防・救急ともに急を要します。広域災害でも俊敏な判断と指揮が必要です。そうなると、合議の必要の無い単独の方が良い事は明白です。費用はどっち道割り勘なのですからね。
 そういういきさつで、この辺りの救急は一手に熊野市消防が担っていますから連絡も楽です。
 ただ・・・救急車に乗せてから、どこへ運ぶか・・・
 これは全国で問題になっているように医師不足の波をかぶっています。
 南牟婁郡にある紀南病院だけでは、処置できず、その時に応じて尾鷲、新宮までの搬送になります。さらには、三重県の『救急ヘリ』で三重大病院への搬送もあります。
 救急に関してはそこそこ体制は整っていますが、古道歩きの人に事故があったときは、最初にどう連絡するかが問題でしょうね。
 決まりきったように・・・『単独行動はなるべく避ける』、『ルートは外れない』、『無理はしない』・・・と言うことでしょうか。

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by je2luz | 2007-07-11 10:05 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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