LUZの熊野古道案内

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2007年 07月 05日

熊野の旅 この辺では珍しい・・・八幡神社

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 入鹿中学校のそばに神社があります。
 街道が交わるところに、こんもりした杜があり、さほど大きくない社が鎮座しています。
 全国的に広がりを持つ『八幡神社』の一つですが、この辺りでは『はちまんさん』はあまり見かけません。
 『八幡さん』といえば鎌倉の『鶴ヶ丘八幡宮』といわれるように、鎌倉幕府と縁がある神様のようです。
 鎌倉幕府が全国を治めるようになり、『地頭』だ『守護』だとか言われる武家が派遣されたり公認されたりするとともに、『八幡さん』も広がって行ったとか聞きます。
 鎌倉に対するゴマすりだったのか、流行だったのか知りませんが、土着の神々でないことだけは確かですね。
 この辺り、紀州のド田舎にはまともに武家などありませんし、やはりここは関西なので『八幡神社』は少ないのでしょうかね。
 この入鹿で銅を産出したのは鎌倉以前からとか言う説もあるようですし、『熊野詣』と言うものが盛んであった時代ですから、治める公務員でも派遣されたのでしょうかね。
 『荘園』はあったようで、『垣内・かきうち』『西垣内・にしがいと』などと言う苗字があります。
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 境内はスッキリしていて木陰で休むにはいいところです。
 『神々しいと感じる』とか『畏敬の念を抱く』というような雰囲気は私には感じられません。熊野の古代信仰の地が後世に今流神社に変わった場所とは明らかに違います。
 私は神道とか古神道には興味がありません。単純に自分の感性がそこに『何を感じるか』だけで『良い』か『たいしたこと無い』か『良くない』を判断するだけです。
 その道の人から見れば『能書き』には有難いものがあるのかもしれませんが・・・
 熊野古道歩きに語り部は要らない・・・と言うのが私の持論です。
 何も考えずに山道を歩き、大きな岩を眺め、滝を見て感心し・・・それで良い・・・その中で何かが感じられれば良し、感じる必要もなければそれで良し・・・
 ほんの少しの基礎知識だけ持てば熊野の地は歩けるでしょう。
 『有難い』と思うから、『後の世に救いがある』と単純に信じたから、難行苦行して三山参りをしたわけです。能書きが無いからこそ信じられたのだと思います。
 私などは自分で能書きを作っちゃいますから、有難くなくなっちゃいますし、歩けなくなります。
 この『八幡神社』も、もし紀和に来られることがあれば、立ち寄って一休みするにはいいところだと思います。
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 カメラは コダック・シグネット35
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by je2luz | 2007-07-05 09:39 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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