LUZの熊野古道案内

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2007年 06月 29日

熊野の旅 まずはおめでとう 石見銀山

 いったんは駄目かと言われた石見銀山も世界文化遺産登録が決定したようですね。まずは、おめでとうございます。
 熊野古道と霊場のように広大な面積ではないので、ある意味では経済効果もあるかもしれませんね。
 ひなびた、廃墟的な雰囲気の中で眠っていた銀山がにわかに脚光を浴び、無理やり日の目を見させようという計画が目白押しなのでしょうね。
 最盛期には板葺きか木の皮葺きの掘っ立て小屋が並んでいたはずのところに何が出来るのでしょうね。
 尾鷲にならって、立派な会館が立つのでしょうか?そして、代官所は??
 むかし、昭和38年に佐渡相川の金山跡を見物しました。ここは『たこ穴』が残され、中でのUターンすら出来ない死の坑道が不気味でした。
 まだまだ、観光地としての整備が出来ていない時代でしたが、廃坑ですからその方が良かったような気もします。
 すでに、江戸時代に隆盛を極めた佐渡金山も閉鎖され、近代採掘をやっていた三菱の鉱山も残務整理の時代でした。
 石見銀山はさらに時代もさかのぼる感じでしょうか。
 坑道の宿命で、素掘りのトンネルでしょうね。
 昔は・・・と言うより近代の炭鉱でも坑道の落盤は松の木によって支えられているだけの素掘りの坑道の宿命でした。落盤事故のニュースが新聞紙上に載る事も私が子供の頃には珍しくはありませんでした。
 どこまでの坑道を観光用に開放するのやら・・・どこまで、安全策を講じてしまうのやら・・・それとも、人工的に安全な坑道を遊園地のように作るのか・・・
 山あいに似合うのは、小さな掘っ立て小屋のような売店のはずなのですが、それでは、お役人が自慢できるほどお金が使えませんね。
 交通の便がいいわけではありませんね。たくさんに人は入り込んでは『らしさ』が消えるでしょうが、日本人は人がいるところが好きですから・・・
 申請中のPR期間中と決定してニュースやルポのある時期、そして、正式指定直後までが花ですよ。狭い範囲なので一日100人来ても目立つでしょうが・・・
 住民がどう思おうと止まらないのがお役人の便乗予算獲得合戦です。これは、日本中がかかっている病です。
 いかれる方は今のうちのほうが『らしさ』を味わえるかもしれません。
 熊野古道はこんな道を作り出しましたが、こんなのが出来るまでに訪れた方が・・・
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熊野三山と熊野の地図へ   ←←←←をクリックすると案内図が開きます。

by je2luz | 2007-06-29 09:56 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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