昨日は少し雨が降りました。
少しでしたね。
今日は今のところ上天気です。
今の様相では『空梅雨』ですが・・・
自然界は大体においてつじつまを合わすものです。
つまり・・・梅雨の後半に集中豪雨的な雨があって、トータルの雨量はそこそこ追いつくと言う形になる可能性があります。
と、言うことは・・・後半に集中豪雨がある可能性が強いかもしれません。
最近はあまり耳にしないのですが、『男性型』と呼ばれる梅雨の形です。それに引き換え、しとしとと降るのを、『女性型』と呼んでいましたが、これって、セクハラ???それとも、女性の方が爆発すると怖いのでこの表現を使わなくなった???
どっちにしても、今は梅雨のさなかと言うことで、観光客は極端に少ないですね。
もともと、『ポツポツ』しかいないのに、今は『ポツ』も居ないくらいです。当たり前でしょうね。ここは『世界遺産・熊野古道』ですから、歩きに来るところですものね。歩けないかもしれない時期に計画を立てる人は少ないでしょう。
山の中の石畳とか、木々の葉っぱは濡れているときが一番きれいです。
雨がやんで、ほのかに湯気が立ち昇るなどという風情はいいものです。
『・・・・・・・ 霧たちのぼる 秋の夕暮れ』なんてありますが、何も秋の夕暮れでなくても風情はあります。今で言う『秋の夕暮れ』では霧は中々立ち昇りません。今のように暑い季節の方が・・・
しかし、そんな中を歩くとなると、大変ですね。『難行苦行』と言うところでしょうか。
山又山を越え、ようやくたどり着くから有難かった熊野の地です。
今のように冷房完備の特急列車や、現場までの送迎付きのシャトルバス、時間を選ばない自家用車でやってきて、つまみ食いしても『ご利益』はほとんど無いのでしょうね。
せめて、雨の中をしょぼしょぼと・・・蒸し風呂のような『釜茹で地獄』のような山道を歩いたら、少しは『ご利益』にありつけるかもしれません。
道端にお地蔵さんでもあれば手を合わせれば、特に立派な三山の神社に参らなくてもいいのではないかと思いますよ。
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