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LUZの熊野古道案内

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2007年 06月 15日

熊野の旅 庭木

 日本の庭は狭いと言うこともあり、武蔵野の古い民家や雪国の風除けの木立のような巨木はあまり植えられません。
 大きくても小さくても『お庭』の様相を呈しています。
 日本列島は南北に非常に長いので、当然のように自然に自生する草木も違いがあります。そして、人為的に植えられる庭の草木も違いが出てきます。
 こうした自然気候の違いだけでなく、その土地その土地の風習や因習によって植えられるものが違ったりします。
 私は余りそっち向きにはこだわりもないし関心も無いのですが、我が家の庭に植えてあるもので、随分よそと違うなあと思ったものがあります。
 白黒写真で紹介するのも変な話ですが、今日の一枚は、『花ざくろ』です。
 普通の『石榴』と違い、八重咲で花はきれいですが、実を結ぶことはまれです。
 この『石榴』は中近東から西洋にかけては『多産』の象徴として演技の良いものだそうです。
 日本でも薬として使われたりしたようです。そのためか、古くはそうした知識の独擅場であったお寺の庭に植えられることが多かったようです。
 『お寺』=『縁起が悪い』なんて考えが民衆の中に根付いたのがいつごろなのか知りませんが、この辺ではお寺に植えられるののは『縁起が悪い』と言うお年寄りが居ました。
 その関係でしょうか、この辺りの庭には『石榴』はほとんど植えられていません。
 それに引き換え、お寺の本場、奈良市の旧市街とかを歩くとやたら『石榴』が植えられています。初夏の今頃は生垣越しに橙色(だいだいいろ)の花が一杯見えています。
 これは一寸した風習・因習の違いでしょうね。
 他には『百日紅』(さるすべり)『椿』などもその口だったようです。
 ただ、近年になるとそんなことより美しい花が優先されるし、そんな土地の因習的なものは『ガーデニング』なる雑誌やテレビや種苗業者さんのカタログで消されて行きましたから、色んなものが植えられていますね。
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 カメラは クラウン・グラフィック + コダック・エクター127mm
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by je2luz | 2007-06-15 10:18 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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