LUZの熊野古道案内

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2005年 05月 17日

熊野古道・・浜街道の始まり・・木本町3

 木本町は鉄路の終点だったと書きましたが、戦前に始まった紀伊半島一周鉄道工事は西からは新宮経由で紀伊木本まで東からは尾鷲まで戦争までに出来ました。この木本尾鷲間はリアス式海岸を抜けるか当時の常識を超えるトンネルを掘るかしかない難工事区間のため遅れているうちに戦争になり中断してしまいました。昭和35年ごろの紀勢線全通までの間は最初は巡航船で国道が通じてからは国鉄バスで結ぶことになりました。
 巡航船なら半日、バスでも途中808mの矢ノ川峠当為難所があり、42Kmを2時間40分もかかりました。
 このように不便な状態のほうが終着駅を持った町にはありがたいものなのです。開通してしまうまでは、十軒を越える旅館が営業していました。
 写真の道路は皇紀2600年に完成した道路で両脇に歩道を持った物で、当時の田舎町には無い都市計画道路です。上水道も三重県下でトップを切って整備するなど木本町の勢いはものすごいものであったらしいです。
 今でも、この『記念通り』はメインストリートですが商店の数は減り、通学生を除くと歩く人もまばらになってしまいました。
この写真は駅から50mくらいの記念通り入り口の写真です。そして、正面に見えるのが『松本峠』です。標準レンズで撮ってもこの近さです。散歩程度の気軽さで行けるところです。
 この通りにはスーパーや食堂も一応あります。名物のさんま寿司を売っている所もあります。


by je2luz | 2005-05-17 14:19 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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