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LUZの熊野古道案内

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2007年 05月 27日

熊野の旅 大又川の魚 2

 清流で水の絶えることのない大又川は魚の宝庫でもありました。
 『熊野川総合開発』と言う名の国家プロジェクトが動くまではそうでした。
 今では、熊野川水系の河川はダムにより寸断されて、河口からの遡上だけでなく。支流同士の種の交流もなくなっています。これもすでに半世紀になろうとしています。
 大又川に生息していた主な魚
 うなぎ・鮎・・・天然物の遡上が無くなり、もっぱら放流によって維持されています。
 ウグイ・ハヤ・アメノウオ・川ムツ・川ハゼ・どじょう・ふな・・・
 本来この川にいなかったと言われた『タイショウバイ』本名「オイカワ」は、私が子供の頃にはたくさん居ました。この魚、メスは地味な虹色ですが。オスのほうは婚姻色が出てくると、口の周りには真っ黒なごつごつした髭?が出来てくるし。尾びれ、背びれ、胸びれともに立派に成長し、色も鮮やかな虹色になります。
 この魚、格好ばかりで少々馬鹿なやつでした。浅瀬が好きで浅瀬でうろつくのですが、追いかけるとすぐに頭を石の中に突っ込んで隠れたつもりになります。おまけに、体のうろこが荒くて滑らないし、オスなどは頭に滑り止めまで付いていますから、簡単に手づかみできました。
 釣りに行っても簡単につれるし・・・図体は20cmほどあるのでターゲットには面白いのですが、如何せん、骨は硬いし、身が絞まらなくておいしくない・・・猫でも食べたがらない代物でしたね。
 この魚、琵琶湖から来たのだとか言われていましたが、私が子供の頃にはやたらといたのに、大人になった頃には見かけなくなってゆきました。大又川のような急流には適さなかったのか、汚染に弱かったのか・・・
 ウグイ・ハヤ(ハイ)は相変わらず居ますが、大きなのが居なくなりました。
 川自体は富栄養化しているはずなのですが、これらの魚の餌になるものが減ったのでしょうかね。何でも食う連中に見えますが・・・
 昔は、川で洗い物をしたので、一杯寄ってきてご飯粒からなにから何まででも食べていました。大きくならないのは荒いものをしなくなったためではないでしょう。今の方が洗剤交じりの生活廃水は多いのですから。
 『アメノウオ』は昔からいました。
 数が少なくてめったに釣れないし、モリで突くのもむづかしい物でした。
 これは『あまご』が放流されるようになり、元来の『アメノウオはどうなったのやら・・・
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カメラは メオプタ・フレクサレットV
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by je2luz | 2007-05-27 11:49 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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