LUZの熊野古道案内

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2007年 05月 23日

熊野の旅 吉野熊野・・・国立公園・世界遺産

 紀伊山地、奥吉野から南紀にかけては、まさに山又山、秘境のあちこちにポツポツと人が暮らしてきたところです。
 狭い日本ですかっら、人跡未踏などというところはほとんど無いはずですが、普通では人が行くことも無い所が一杯です。そして、そうしたところはどんどん広がっています。
 人工林でさえ、それも、里山に近いところでさえ手入れをする人が立ち入らなくなってきているのですから、この山深い地帯では、過疎の進行もはなはだしく、放置される山林が増える一方でしょう。
 今日の朝日新聞に奈良県吉野郡上北山村のことが載っていました。
 定員7名の村議会議員に欠員が出来、補欠選挙をやらなくてはいけなくなりました。話し合いで集落の長『区長』二名が立候補して欠員を埋めることにして、選挙は回避したそうです。
 この上北山村も歴史は随分古いようですが、今の人口は758人だそうです。
 そもそも、今年の統一地方選4月17日の選挙で5名しか立候補者が居なかったため、欠員が生じると言う異常事態なのです。だから、いかに定員を埋めるかが大変な課題だったのです。
 たった758人とは言え、この上北山村の村域は広く役場のある河合こそ集落の呈をなしていますが、他は最早、隠れ里に戻っています。それだけに、その集落のことを知る地域代表的な議員の必要性もまだあるのです。
 この上北山村は国道169号線沿いに点在するのですが、中心の河合には『道の駅』も『温泉』もあり、通過する人は、けっこう開けていると思うかもしれませんね。更に国道脇には少しはなれた『小処温泉』(こどころ)の標識もあり、温泉好きの人にはそこそこ知られた秘湯です。小処温泉の入湯料も500円とか・・・本当に良い雰囲気のところです。
 かくかように、立派な観光資源と施設を持っていても、総人口はここまで減っています。
 上北山、下北山が合併したところでスケールメリットなどでるわけもなし・・・更に北の川上村、天川村、西隣の十津川村と全部くっついても、面積だけは紀伊半島の真ん中全部を占めますが、人口は5000人になるのでしょうか?
 それでも、合併することになるのでしょうかね。
 かと言って、廃村するわけにも行かず・・・
 これは何も上北山村が特異なのではなく、日本各地の山間部、離島で起きていることです。
 立派な観光施設があり、結構客が居るように見え・・・・・・
 そうそう・・・役場の職員を募集しても応募者が無いなんて事態も起きてきています。
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by je2luz | 2007-05-23 12:38 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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