LUZの熊野古道案内

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2007年 05月 22日

熊野の旅 初夏の味 3

 南紀での初夏の味の横綱格に『なまぶし』があります。
 今では、真空パックされたものが、人間用にもペットフード用にも出回っているようです。
 この『真空パック生節』と『生の生節』は似て非なるものです。
 たしかに、少し乾燥させて真空パックしたものは日持ちがします。パックしたままで冷蔵庫に入れれば随分長くカビも生え無いままです。
 それに引き換え『生の生節』はたとえ冷蔵庫に居ても、端っこから乾燥してしまったり、カビてきたりして、全く日持ちしません。
 同じように、カツオを三枚におろして蒸し揚げるのですが、『生の生節』はそのまんま、市場に出てくるのです。
 『真空パック生節』は包丁で削れますが、『生の生節』は削れません。まな板に置いて、よく切れる包丁で刺身状にするのが精一杯です。
 食べ方は、手でほぐして、好みによって「しょうゆを絡める」、「酢醤油を絡める」などして、ご飯に混ぜて食べるのが手っ取り早い方法です。まさに、『猫まんま』ですね。
 しかし、これがおいしいのです。『オカカご飯』の前身のようなものですからね。おまけに、柔らかなのでふんだんにカツオを使いますから、おいしくて当たり前です。
 他には、『炊きご飯』の具にも使います。これもおいしいものです。
 『生の生節』は時として生臭い時もあります。材料の関係もあるのかと思います。すくなくとも、くっついている『皮』の部分はきれいに取ってから食べた方が良いでしょうね。
 この『生の生節』
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は絶対お勧めの南紀の味なのですが・・・
 如何せん、日持ちがしません。
 おいしいのは、作ったその日かあくる日程度まで・・・
 これでは、みやげ物にもなりませんね。 
 しかし、『真空パック生節』と『生の生節』は似て非なるものなのです。
 熊野でも、いつでも売っているものではないですが・・・
 ぜひご賞味いただけたい『熊野の初夏の味』です。

by je2luz | 2007-05-22 12:05 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by guest at 2007-05-22 20:51 x
よそ者が、紹介された名物をいただくには、(茶粥を含む)、熊野古道センターやツアーデザインセンター付近で頂ける(季節限定で)でしょうか?。
Commented by je2luz at 2007-05-26 00:25
駅裏にある『割烹・やまぐち』などは郷土料理を出していますね。
駅横にも『めはり』などを食べさせる店があります。
『サンマ寿司』はあちこちでうっていますし・・・ドライブイン『磯甚』と言うところも熱心ですね。
 と、いっても、大々的に食べさせるところも少ないのは田舎で食堂すら少ないですから・・・


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