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LUZの熊野古道案内

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2007年 05月 11日

熊野の旅 外部資本の撤退

 日本列島改造論なんて記憶している方も減ってきたのではないでしょうか?
 田中角栄がぶち上げた日本中を土木事業で潤そうと言うものです。
 その前あたりから、大手資本が地方に触手を伸ばしていました。
 特に私鉄が熱心に自分の沿線だけでなくもっと先まで縄張りを広げるべく企業買収や、拠点施設を作りをしました。
 紀伊半島は関西の資本である、南海高島屋グループと近畿日本鉄道はしのぎを削っていました。
 当時でも人口は3万を切るような小さな熊野市でも、前からあった木本タクシと双葉タクシーがそれぞれ、近鉄と南海に買収され、『近鉄タクシー』と『南海タクシー』になっていたのです。
 施設の方では鬼ヶ城に隣接した一等地は南海系が押さえて『鬼ヶ城センター』なるものを作っていました。そして、あぶれた近鉄は少し離れた国道沿いに『近鉄ロッジ』を構えました。
 そして、高島屋は金山パイロット蜜柑園に上に『オレンジホテル』も建てました。
 赤字路線の紀勢線を近鉄が買収すると言ううわさも出ていました。
 そんな風に食指を伸ばしていた両者も、採算が合わないと見るとどんどん撤退してゆきました。
 近鉄ロッジなどは実に早く閉鎖されそれ以来30年ほど廃墟となってうらぶれた姿をさらしていました。
 鬼ヶ城センターも国内旅行の衰退とともに来客が無くなり、赤字が続いていました。そして、今では経営が地元商友会とやらになっているようです。買い取ったのは熊野市でしょうね。
 タクシー会社も知らない間に近鉄だとか何回の看板はなくなっています。
 閉鎖、取り壊したオレンジホテル跡地はリゾート計画にのっとり熊野市が買い取りました。
 そして、ここに来て近鉄ロッジと隣接するパチンコや跡地も熊野市が買い取るようです。
 このように外部資本の尻拭いは一貫して熊野市がやっています。
 大資本が投げ出したものを殿様商法の行政が買い取って・・・
 やっぱり目指すところは夕張でしょうか?
 夕張は久々の破綻自治体だから注目を浴びたけど、二番手三番手の破綻自治体では馬鹿にされるだけで、救いの手は出てこないでしょうね。
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カメラは フォクトレンダー・ビトーII

by je2luz | 2007-05-11 10:45 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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