LUZの熊野古道案内

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2007年 05月 10日

熊野の旅 入り込み客数

 観光地の人気度というか実情を表す指標として来客数を使う場合が多いです。
 この数字も非常に眉唾物なのですが一応参考にはなると思います。
 なぜ眉唾か・・・海外旅行は空港における乗降客数は確実に把握されています。船による密航者を除ききっちり出るものです。それに引き換え、国内旅行、それも自家用車による個人旅行が増えている今では調べられないのです。せいぜい、年に数回カウンターで通行人をかぞれる程度です。入場料の要らない熊野古道や鬼ヶ城などはこんなものです。
 その数字の概略が朝日新聞に載っていました。
 調査対象は三重県側の紀北、紀南全域です。
 熊野古道の峠でもツヅラト峠や馬越峠、八鬼山峠、大吹峠・・・一杯あり、一回で回れるところではありません。
 そして、これをまとめたのが三重県とこの地区の5市町村で作る『東紀州観光まちづくり公社』と言うものです。
 その結果、発表された数字が、『15万人』です。
 これが行政で言ってきた熊野古道の入り込み客と言うことです。
 一見15万人というと大きく見えますが、三重県の南全部あわせてです。水増しがあるのかどうかも分かりませんが、この数字は熊野古道なんて無かった?時代の鬼ヶ城などだけの時の熊野市の入り込み客とよく似た数字のような気がします。
 紀北・尾鷲・熊野で膨大なお金を掛けて整備し、まだまだお金を入れて施設を作り・・・世界中に宣伝して・・・
 他の調査では減少が言われているのにこの数字では増えてきているのだそうです。
 増えてこれでは・・・
 無かった時に加えてこれだけ増えたと言うのではないですから・・・
 一番人気の馬越峠で4万3876人、二番目が私が気が向いたら写真を撮りに行く松本峠だそうです。
 歩かなくても写真が撮れるので行くわけですが、いつも書くように昼日中に写真を撮っていて通行人が邪魔になったことが無いのです。観光客の方にまともにあったのは一回だけなのです。まあ、祭日だとか日曜には行きませんが・・・
 そして、客は中京方面からの日帰りが多いのだとか・・・
 銭になって初めて観光立市であり観光産業ですね。
 採算だとか効率だとか、減価償却だとかそんなものに縁のないお役所ですから、こんな数字を手柄顔で発表できるのですね。
 熊野や尾鷲に立派な観光会館などが出来たと聞いて、よそにお住まいのあなた方は行ってみたいと思いますか?
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 カメラは ウエルタ・ペルレ

by je2luz | 2007-05-10 13:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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