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LUZの熊野古道案内

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2007年 05月 09日

熊野の旅 これが示すものは?

 林業不振が言われて久しいです。
 今では、『林業不振』では無く『林業崩壊』です。
 熊野地方はまさに山又山のところです。海があるといっても、普通は海のそばにある平野部分が無いところで、海からすぐに山です。
 そういう土地柄から、林業がやはり基幹産業で、山間部では各家に小さいながらも所有りんがある家が多いのです。
 自分の家の裏山だけが自分のものと言う小さな山主も多くいます。
 この小さな山でも、娘が嫁に行くとか、何かあるときに切ってお金に換えたのです。
 ところが、今ではこうした小さな山は切っても金になりません。むしろ、諸経費の比率が高くなり、最後にはお金を出さなくてはならなくなります。山を切って材木を売って、さらに追い金まで払わなくてはならないのです。
 そのような状況なので、まともな林業家と言われる人でも、生活費の分の収入を得るためには昔の5倍10倍の面積を伐採しなくてはならなくなりました。その切り後に植林して木を育てるのが林業ですが、植林して手を入れる「育林」をすると木を切って得たお金では足りなくなります。ここでも、赤字が発生するのです。
 こうした状況なので。全国の田舎で基幹産業が壊滅しているのです。
 この原因に、輸入材があるのです。盗伐による森林資源の破壊が叫ばれ、そうした材木の輸入を非難する国際世論が起きてもう20年どころではありません。しかし、日本の商社は儲かりさえすれば何でもありですから、とどまることはありません。
 世の中、金次第、儲かれば良い・・・国が衰え、人心は荒廃して行くでしょうね。
 その流れを汲んだのか・・・林業の町だった熊野市で市役所の『林業振興課』の窓口が『農業振興課』になってしまいました。
 熊野古道になら無限に予算をつぎ込んでも・・・
 目指せ観光立市・・・追いつけ夕張に・・・
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カメラは イコフレックスIIa・Restyled

by je2luz | 2007-05-09 09:56 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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