LUZの熊野古道案内

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2007年 05月 02日

熊野の旅 早稲田界隈・戸塚

 早稲田の周辺で一年ずつ二軒の下宿で過ごしました。
 正門近くの鶴巻町、そして高田馬場近くの諏訪町です。
 もちろん、下宿と書いたように今流のアパートではありません。昔式の下宿と呼んだほうが良いものです。しかし、『賄い』がどんどん無くなってゆく時代でしたからこの二軒には食事は付いていませんでした。一畳千円とかの時代で三畳とか四畳半は主力でしたね。
 早稲田から戸塚一丁目、戸塚二丁目と歩いて高田馬場方面へ・・・
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 確かここはかつて戸塚二丁目交差点と呼ばれたように思うのですが、今は『馬場口』と言う標識が掛かっています。南北に走る幹線の明治通りから高田馬場に曲がるところですからその方がわかりよいのでしょうかね。
 この交差点の角っこに『みちくさ』と言う「バー」がありました。これも「すなっく」ではなく「バー」でした。高いサントリーバーではなく、学生でも入れるオーシャンバーでしたね。一年余りこの店に通いました。宵の口はカウンターで飲んで、混んでくるとカウンターに入って飲み代をただに・・・
 はす向かいの角近く、今はやりの丸山弁護士が下宿していたとか言うアパートの近くの石段のそば、明治通りに面してカレー屋さんがありました。
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 この植え込みの陰に隠れているペッチャンコの建物の小さなお店でした。『ブー』と言うフランス語の店だったと思います。ここは私の姉と同じ下宿にいた文学部の学生さんのデートの場所でした。この先輩は私の義兄になったのですが、50ほどで若死にし、姉も60過ぎで他界し、ここを眺めて懐かしむ二人ともがこの世にいません。随分昔のことですね。
 この店のところ弁護士さんが言うきれいな姉ちゃんがいたとか言う建物の角を右に曲がり坂を下った諏訪町に一年居ました。小学生のお嬢さんが二人居られましたが、あれから40年あまり・・・すれ違っても絶対に分かりませんね。
 この界隈も店は入れ替わってもあまりたたずまいは変わっていませんし、裏通りは変わりようが無いですね。
 ぼろい映画館はまだ営業しているようで残っていましたね。
 東京が変わったと言いますが、大きなビルとかを見上げれば変わっていますが、全体を見渡せば庶民の暮らす町や裏通りは変わっていませんね。
 東京の人全部がお金持ちってことじゃないですから、老朽化してきている建物も建て替えることも出来ず暮らしていますからね。相続税に頭を悩ましている人も結構いるのでしょうね。売れば税金は払えるけど住む所が無い・・・かといってマンションを買うほどの金にもならず・・・
 それでも、買い手も無い田舎の土地に固定資産税を掛けられ保険税までそれに応じて上がるところよりははるかに良いですがね。

by je2luz | 2007-05-02 10:59 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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