『日本の夜明け』と言うと明治維新が思い起こされることが多いようです。
神話の世界では太陽神とか火の神の誕生が歴史の大きな一歩として扱われるようです。
日本の神話の世界で『火の神』が生まれたのは、ここ熊野は有馬の地だそうです。
火山地帯でもないところでの誕生です。
それも、母親がその火で焼け死んだとか・・・なんとも、ものすごい話です。
日本最古の神社だとされている『花の窟神社』は、最古ゆえに何も無いのでしょうか?
ご神体が聳え立つ岩山であることはいいにしても、実に何もありません。
拝殿すらありません。
境内もさほど広くもなし・・・
玉砂利を敷いた50坪ほどの一角が神域として確保されていますが、ほかには何もなし・・・
それゆえに、観光資源にはなりえなかったところです。
日本神話とかの好きな人は別にして、熊野古道歩きのついでに立ち寄られる人には、ガイドブックやパンフレットの『日本最古の・・・』のタイトルは印象的ですが、現地が意外と質素?なのであまり感銘を受けないかもしれません。
常駐の宮司さんも居りません。
まさに、不思議な日本最古の神社です。
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