LUZの熊野古道案内

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2007年 03月 27日

熊野の旅 はるうらら

 「はるうらら」と言っても、黒潮の少し上流の高知に居た馬ではありません。
 元々、さほど寒くはならない熊野ですが、お彼岸も過ぎると無さに春の真っ只中になってきます。
 年中やられている作業なのですが、こののどかな容器が良く似合うのが、浜でしている『網直し』の仕事です。
 砂利浜に広げられた大きな大敷網の上に座り込み、破れたところや痛んだところを補修して居ます。
 魚網が進歩してクレモナなどの合成繊維になってからは耐久性は飛躍的に向上しました。
 朽ちてきてぼろぼろになるということが減ってきたのですが、やはり、流れてくるゴミや流木が引っかかって、ぼろぼろになってきます。穴が開いた網を使うとせっかく入った魚が団体で逃げ出してしまいます。だから、傷んだところや穴は丁寧に繕います。
 川の漁で使う網はたかが知れていますが、海の大敷網は巨大なものです。七里御浜のような広い浜で無いと広げられません。そして、この広い浜でも一杯になっています。
 この広い大きな網の上にぽつんと座って網を直してゆきます。果てしの無い仕事のように見えますが、下準備としては重要な仕事です。
 海の上だけでなく、こうして浜の上でまで日に当たるので漁師さんはあの赤銅色の顔になるのでしょう。
 色が真っ黒な人に『漁師みたいな・・・』という表現を昔はしたものです。
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 カメラは センチュリー・グラフィック+トリオプター103mm
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by je2luz | 2007-03-27 12:14 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by guest at 2007-03-27 17:42 x
いい写真ですね。特に今日のは!!!
Commented by je2luz at 2007-03-27 23:25
 あまり人物は撮らないのですが、頼めばたいてい撮らせてくれます。まだまだ、この辺は昔のようなおおらかさがあります。


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