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LUZの熊野古道案内

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2007年 03月 21日

熊野の旅 道路の優先順位

 昨日は国道169号線の土砂崩れについて書きましたが、もう少し紺変の道路について書いてみます。
 南紀に向かう道路は、紀伊半島をぐるっとふち取りするような国道42号線が一番大きなものです。これはまさに大きな紀伊半島のふちを走る形です。
 紀伊半島は半島と言っても幅が広く、地図で見てもどこからが半島か分からないものです。
 従って、ふちを回るルートでは遠回りになることがあります。
 名古屋方面からは42号線は遠回りにはなりませんが、京都、奈良から、そして大阪からもこのルートは遠回りになります。
 近いのは山越えルートなのです。これが国道168号線の五条市ー新宮市ルートと国道169号線の橿原市ー熊野市ルートです。さらに、この169号線とかなりの部分共用する形で熊野市ー御所市方面ルートの国道309号線が走っています。
 このルート、1000mを越える行者還峠(ぎょうじゃがえり)を越す区間が上北山村と天川村の間にあります。冬は凍結して非常に危ないルートです。
 実はこのルータが距離的には熊野・尾鷲から大阪に出るには最短距離なのです。道路回収がなされないのであまり通る人が居なかったのです。そして、先年このルートが崖崩れで通れなくなってしまいました。一応国道なので、普通なら長くとも数ヶ月で復旧するのですが、見捨てられた国道なのか何年も通行不能で放置されてきました。
 このルートも山を越えた天川側では急速に改良が進みに車線化してきています。天川と大峰山へ向かうルートとして要望が強いからです。しかし、上北山・熊野方向への改良要求は向こう側からはほとんどありません。こちらから向こうへ向かうことはあっても、向こうからこちらに来ることはほとんどないですからね。
 こんな背景は国道311号線の尾鷲ー熊野の境界部分の開通が二十年ほど遅れたところにもありました。 熊野市側は熱心でも尾鷲にとってはそんなにほしい区間ではなかったからです。
 この309号線も低いところにトンネルでも掘ってあれば南紀ー関西最短ルートでこんな冷遇されないで主役の座に躍り出たのでしょうがね・・・
 と言う私もこのルートは二度走っただけです。
 頂上の眺めは雄大で、谷あいはどこに車を止めてもきれいな渓谷なのですが、ものすごい崖でどこにも車を停めておきたくないところです。
 と言うことでこの区間の写真の手持ちがありません。
d0045383_11434485.jpg

 大峰山入り口の『母公堂』・・・役の行者のお母さんが息子のみを案じてここまで追いかけてきて祈ったところだそうです。いつの世も・・・
 過保護なのに立派に育つ人も居るものです。

by je2luz | 2007-03-21 11:46 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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