LUZの熊野古道案内

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2007年 03月 20日

熊野の旅 国道169号線通行可能の見込み

 国道169号線が吉野郡上北山村地内で崖崩れがおき通行止めになってずいぶんになりますが、ようやく見込みが立ったようです。
 見込みが立ったといっても、暫定で片側通行です。
 4月末をめどに工事をするようです。
 この国道169号線と言うのは今までも、上からの崖崩れ、下側からの崩壊による路盤喪失など、通行不能になるが何度もありました。
 今のように防災工事などなされていないころは、小規模の落石が毎日のように発生するので、「道路工夫」が委託され、毎日見回りと除去をしながら車を通していた道です。
 二車線化に伴い、当然のように山の切り取りが大きくなりました。
 切り立っていてまっすぐ登ることも出来ない山の斜面に二車線の道路を貼り付けたのですから、恐ろしいような切り取りが延々と続きます。
 おまけに、この169号線が越えてゆく叔母峰は岩石が砕けた非常に不安定な地盤ですから、防護ネットで間然にと寝られるようなものではないのです。
 この沿線に作ったダムの『大迫ダム』が水をため始めるとともに集落ごと崩れ初めて問題になって完成後も運用できない状態です。
 今回の崖崩れは運悪く犠牲者を出したので、マスコミも騒ぎ、復旧工事も手がつけられないで着ましたが、地元からすると、これくらいの崩壊は当たり前で・・・
 『叔母峰が十連みたいやで・・・』
 『どこや?』
 『池原と河合の間らしいは・・・』
 『世受けか?』
 『今度のはちょっとおおきいみたいやで、ちょっと掛かるんと違うか?』
 『大阪へ行かんならんのやけど、ちょっと伸ばそう・・・』
 などということで、土砂さえ取り除いたら通れたものでした。
 通さないと、上北山村、下北山村ともに中央との連絡が途絶えてしまいます。
 昔はすべて木本から物資が入っていたのですが、今では橿原、奈良、大阪方面から担っていますから、日常生活にも支障が出ます。
 それに、熊野も関西方面のお客さんはほとんど全部169号経由ですから、こうした長期の通行止めは釣り餌屋さんや渡船屋さんなどに大きな影響を与えているようです。
 犠牲者が出なかったら、マスコミも騒がず、当の昔に車は通っていたでしょうね。
 あそこが危険で通せないなら、この道路はほぼ全線が危険区間で通行止め、使用不可になります。
 それから、ゴールデンウィークには通れるようですし、片側通行と聞けば混雑を予想されるでしょうが、工事による時間規制以外の片側通行なら、混雑は起きません。
 おきるほど通行料はありませんから・・・
 そうそう、同じあたりで国道309号線は何年も崖崩れで通行止めです。そっちは直りませんね・・・
 直らないほど需要の無い国道なのでしょうかね???
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by je2luz | 2007-03-20 11:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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