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LUZの熊野古道案内

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2007年 03月 10日

熊野の旅 七里御浜の春霞

 七里御浜の 春霞
 洋々として 若人の
 希望に似たり 真帆片帆
 ・・・・・・・
     三重県立木本高校校歌   佐藤春夫作詞

 と言う風に、新宮出身の佐藤春夫さんが詠まれた様にここ七里御浜は春になると熊野灘からカスミと言うより塩がたなびいて陸の方にやってきます。
 お陰で、海沿いに建つ我が家などはすっかり塩漬け状態で、窓ガラスはじっとりとにがり成分が付いてきます。
 はるうらら・・・熊野古道歩きには良い季節ですが、熊野古道に付き物の峠からの眺望はすっかり霞んでいます。
 人間の目には、遠く紀州山地、吉野の山地が青くかすんで見えて結構良い物ですが、良い眺めを背景にとって帰った記念写真は・・・
 人物ははっきり写っているのにまるで背景が写っていない・・・これはカスミのせいです。
 人間の目は非常に補正機能が発達していますから、明るさも自動的に補正するし、霞んでいるものも適度に補正して見ています。しかし、普通のフィルムはそんなことお構いなしです。単純に明るさで反応します。だからかすんだ先は真っ白なのです。
 カスミを押さえる「ヘーズカット」などというフィルターも出ていますが、これは目に見えない程度のものなのに、写真ではかすむと言うものを軽減させるもので、目に見えて霞んでいるものは手に負えませんね。
 白黒なら黄色やオレンジのフィルターでかなり軽減されます。指し州的には下のように赤外フィルムを使えばくっきりすっきり写せます。
 しかし、トンが独特で人物写真には向きませんのでね・・・
 それにもはや日本では生産されていません。
 かの小西六・・・さくら・・・コニカが作っていたのですが、コニカが消える一年ほど前に製造中止しました。
 そして今、赤外写真とはデジタルカメラやビデオでの盗撮のものなんて観念が作られていっているようですね。残念なことです。
d0045383_1256395.jpg

 これは松本峠から七里御浜越しに新宮・本宮・那智山、そして高野山方面を眺めたものです。
 まさに神々の里を一望するものです。

by je2luz | 2007-03-10 12:57 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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