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LUZの熊野古道案内

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2007年 03月 04日

熊野の旅 ようやく復旧、通り抜けられます

 鬼ヶ城の魅力は絵葉書やガイドブックに必ず出てくる『千畳敷』だけではありません。
 鬼ヶ城を作り出した自然が実感できる磯と波の争いを体感できる1Kmほどの荒磯の散策も楽しみの一つです。
 散策用の遊歩道が昔から整備されてきましたが、鬼ヶ城を作り出すほどの並みの威力の前には人間の作る構築物などはまるで抵抗力がありません。作っては壊され、壊されては作るの繰り返しです。
 昔は資源を壊さないように、割合と低い平らな部分を結ぶようにわずかに岩を削って階段を作るような方法で作っていました。波打ち際を通るので、ほんの少しの波でも洗われ、通行不能でした。岩の裂け目の部分などは丸木を渡したのですが、流されてそんなものは無い時の方が多い状態で、飛んで渡っていました。おちればほぼ絶望で救助の仕様も無い所なのですがね・・・
 こうした自然を観光するということは『自己責任』でやっていたのです。それが、『事故の責任』を問う風潮によって変わってしまいました。
 ここ鬼ヶ城も台風の余波の時に観光客を案内して死亡事故を起こしたバス会社と鬼ヶ城を立ち入り禁止にしなかった熊野市が訴えられると言う事件が発生してからは。話がややこしくなりました。
d0045383_1130532.jpg

 千畳敷を通り過ぎてすぐの所の景観です。
 こんな所を通り抜ける遊歩道です。そして、台風の直撃を受けるとこの断崖の中ほどまでは高潮に洗われます。内海とは違い熊野灘の波の高さと速度と破壊力は桁違いです。
 コンクリートの橋は落とされ、鉄の手すりはもぎ取られてしまいます。
 そんな状態のところへお客さんを入れると、又々訴えられますから長い間立ち入り禁止になっていましたが、最近になって補修が完了して看板が撤去されました。
 並の静かな時には通り抜けられるようになりました。ただ・・・本当に通り抜けるのはかなりの時間がかかりますから、お急ぎの人には無理でしょうね。まあ、この見えている部分の200mほどを歩いてみるとスリルもあって面白いのでは??

by je2luz | 2007-03-04 11:39 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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