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LUZの熊野古道案内

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2007年 03月 01日

熊野の旅 昔日 蒸気機関車 3

 蒸気機関車が全国的に少なくなってゆく時代に紀勢本線は全通したのです。
 蒸気機関車というやつは旅情的にはすばらしく見え、鉄道の原風景にふさわしいものです。
 走るときの音も人間的というか息遣いが聞こえるようなものでした。それは当たり前かもしれません。水蒸気が巨大な肺のようなシリンダーの中に吹き込まれ、使い終わると音を立てて排気される・・・坂道になれば人間同様新井生きをする訳ですからね。
 しかし、実際に熊野の旅をするとなると決して快適ではありませんでした。
 煙とすすの襲撃は生半可なものではありませんでした。今のように空調の入った客車ではありませんから夏などは窓を開けないと蒸し風呂です。窓を閉めていても天井の通気候からもはいってきます。開けっ放しのデッキはトンネルに入れば息も出来ない状態です。
 そんな中で『駅弁』を食べるのは大変なことでした。
 『どこにトンネルがあるか』これを知っていることが駅弁を美味しく食べる大事な秘訣でした。
 もう一つ。蒸気機関車が走っていた頃は『火事』もあったのです。
 走り去る汽車は知らん顔ですが、横の山に火のついた煤煙が落ちて発火するなんてのがあったのです。
 それに、『運転が難しい』『加速が悪い』『燃料と水の補給が厄介』など随分とマイナス面のある道具でしたから、消えてゆかなくてはならなかったのでしょうね。エネルギー効率も消して良くないですからね。
 確かにしたの『特急南紀』のような車両の旅のほうがはるかに早くて快適です。
 それでも、蒸気機関車には人をひきつけるものがありますね。
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 カメラは イコフレックスIIa

by je2luz | 2007-03-01 11:20 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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