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LUZの熊野古道案内

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2007年 02月 05日

熊野の旅 昭和の生活用品 5

 今、この原稿を書きかけるとき、時計も時報が11字を告げていました。
 『ボーン、ボーン』には程遠い『チーン。チーン』に近い高い音ですが・・・
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 柱時計です。
 この柱時計は比較的新しく、小さな物です。
 引越しに時に期待していたのは昭和10年ごろの大きな立派な柱時計が出てくると言うことでした。母屋の長火鉢の上に掛かっていたものです。それは大きいので時報も『ボーン、ボーン』と言いましたね。
 どこの家でも時刻を知るのはこうした柱時計で、文字盤?顔?だけが大きいのとか、時代と値段によって色んなのがありました。
 当然、ネジを巻かないと止まってしまいます。そのネジも高い鋼を使う関係で一週間しか持たないものから一ヶ月もつものまで色々でした。これなどは、昭和30年代の物ですから30日巻きです。
 この時計は離れにあった物ですが、振り子の音がうるさいと電気時計が出てきて祖父が取り替えてしまいこんだものです。
 柱時計のネジを巻くために『踏み台』は必需品でした。『脚立』とも呼びますが、関東では箱型が多かったようですが、大体柱時計に届くものは必ず用意されていて、少し子供が大きくなると子供の役割になっている家が多かったようです。私も子供の頃、山の方の実家の柱時計のネジを巻いていました。
 この時計も中を点検した後、動くのが確認できたので復活させたのですが、居間だとか寝室では振り子の音がうるさいし、時報もうるさいので困りますから、玄関の壁に掛けました。
 テレビなど掛けないで入ると離れていても時報が聞こえてきます。便利と言えば便利なものです。しかし、聞こえるはずの時報も何かに集中していると聞こえないものです。正痔と半時に鳴るのですがね・・・知らない間に時間がたつとはこんなことでしょうかね。
 そうそう、昔は町を歩いていて正時になると柱時計の時報が聞こえてきたものです。よく狂うのが多いので、あちこちばらばらな時間を告げていたものです。

by je2luz | 2007-02-05 11:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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