人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2007年 01月 17日

熊野の旅 昔はどこの家にもあった物ですが・・・

 昭和30年頃から姿を消して言ったものがたくさんあります。
 電化製品の普及や『新生活運動』に後押しされてどんどん普及した家庭用品の新製品で生活様式が大きく変わっていった時代でした。
 先ごろ片付けた本家の物置には大して古いものは無いのですが、戦前から戦後に掛けての物が残っていました。今の人は郷土資料館とかで見たことがある程度のものでしょうが、わたしも世代ならかすかに記憶があるとか、使い方は推測できると言うものが多いです。
d0045383_1120283.jpg

 これは魔法瓶式のジャーが普及するまでは全国的に使われていた、ご飯の保温器です。これは結構大きなもので二升用の「おひつ」が納まるようです。この中に木のおひつを入れておくと炊き立てのご飯も冷めにくいというものです。暖房も無く寒い家の中でほんのりとでも温かみの残ったご飯はありがたかったものなのです。
 大都市では都市ガスが割りと古くから引かれましたが、ほとんどのところではお湯一つ沸かすにも七輪に火を起こさないといけなかった時代です。蒸し器でご飯を温めるなんて簡単にはできなかったのです。
 これは、お櫃の大きさに合わせて用意されていました。おかずが少ない時代は一食一合以上食べましたし、来客にはご飯を出すことが一般的でしたので、二升のおひつなども少し人の出入りのある家では当たり前でした。
 東北とかではこうしたものに赤ん坊を入れて野良仕事に連れて行ったそうです。絵本では見たことはありますが、実際に試用しているのは見たことが無いです。この辺りでは使わなかったのかもしれません。

by je2luz | 2007-01-17 11:33 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/4576043
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 上から見ると・・・      皇紀2600年? 新出町稲荷さん >>