LUZの熊野古道案内

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2007年 01月 05日

熊野の旅 成人式と親子

 戦後しばらくの時期を除いて、いつの成人式でも女の子は着物姿です。町中で女の子の振袖姿どころか和服姿すら見なくなった今日でも、この日ばかりはギャルも日本の女の子に戻ります。
 まだ、日本が貧しかった頃には振袖を着る子もこんなに多くなく、段々増えるにしたがって、『競争になる』『あとで着もしない振袖は無駄だ』と、禁止の動きもありましたが成功した町は少ないようです。
 禁止は難しいので、成人式をお盆休みに移動させた町もありましたね。真夏なら振袖は着ないでしょうからね。
 この晴れ姿のために母ちゃんがパートに出てせっせとお金をためるなんて話は良く聞きます。しかし、何とか買えるなり借りるなり出来る時代になってからは禁止話も無くなってゆきました。
 熊野のような田舎では、18歳を越え、高校を卒業すると子供達はほとんど全員他所に出ます。昔と違い、就職より進学が多いのですが、地元に大学も専門学校も無いのでほぼ全員になる訳です。
 我が家でもそうですが、18歳を越えた子供と一緒に過ごす時間は年に数日、数時間になります。そして、そのまま他所での生活になり、他所の人になります。
 その分、親達の多くが晴れ姿を見たくなるようです。この機会に見ないと、娘の振袖姿など、たとえ友達の結婚式に出席しても地元ではほとんどありませんから、二度と見られないのです。
 式の始まる前の市民会館の前やホールには母親の姿が結構見られます。
 このお母さん方もまだ子供が本当に巣立ってしまうことにはピントきていないようですが・・・
 
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by je2luz | 2007-01-05 11:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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