LUZの熊野古道案内

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2006年 12月 13日

熊野の旅 熊野市最初の都市計画道路

 木本という町は大昔に都市計画がなされていたようで、海岸と並行に走る本町通り、さらにそれに並行な道、そしてそれを結ぶ道が直角に交差する、超小型の京都のような町が出来ていました。更に、昭和に入り記念通りが計画されこれも本町と並行に整備されました。これで木本町の道路はほぼ碁盤の目のように完成したのです。
 木本と井戸にかけて、町の真ん中に岩山が聳えています。『要害山』と言うように人を寄せ付けない絶壁が海に向かった聳えています。
 陸が隆起して顔を出すまでに波の浸食を受けたもので、今も風化が進んでいて、オーバーハングの部分が落下する危険があるものです。
 この岩山のため、木本の道路もここの麓で曲がっています。碁盤の目も乱れているのです。更に、本町のはずれから駅に向かうのも、一旦、井戸川のほとりに出てから迂回して行くルートになっていました。
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 これでは不便だと、この岩山の麓にあったくびれの部分を切り裂いて、本町と駅を結ぶ道路が計画され。完成したのは昭和30年台だったと思います。海岸に国道が移ってからは少し伸ばして、駅と国道、海岸を真直ぐ結ぶ道路として今では最も重要な道路になっています。
 バスで熊野市駅に来られると、国道をはばれると同時に、広い道なのに角の家が道路に面して壁だけとか、以上に薄べったい建物があったりするのは、立ち退きによってこんな形になったからです。
 ここに『大洋工作所』と言う自動車修理工場があったなんて記憶している人は、もう木本でもほとんどいなくなったでしょうね。半世紀の時が流れていますが、これが熊野市誕生以降で最初の都市計画道路ですね。
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 カメラは コンタフレックス4+プロテッサー35mm
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by je2luz | 2006-12-13 11:21 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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