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LUZの熊野古道案内

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2006年 10月 22日

熊野の旅 熊野古道関連工事

 以前に触れましたが熊野古道の世界遺産登録を目指すあたりから関連公共事業がちょいちょい見られるようになりました。
 木の看板から始まって次々に看板を挿げ替えてゆく事業・・・山の中に手すりをつけ辻業・・・町によっては大きな会館を立てる事業・・・球形所を作る事業・・・色々考え付くものです。
 ここ木本町は熊野古道の浜街道の一部ということで本町筋を石畳にする計画が実行に移され始めました。関西電力による電信柱の立て直し、水道部による水道管の検査が始まりました。
 電線の完全地中化は出来ないようです、乱雑なのは整理されるでしょうがね・・・
 水道管も大きな町でやっているような耐震構造の管に挿げ替えることは無いようです。結構老朽化したものをそのままにするようです。水道事業も人口の減少で売り上げが計画より少なくなり本管を挿げ替えるような金はありませんからね。大きな地震があったら割れるのでしょうか?
 私はこの工事自体に反対です。
 この町筋は一度も一箇所も石畳であったことは無いのです。城下町でも門前町でもない田舎の漁師町でしたからそんな大層な道があるはずも無く地道でした。すぐ脇の七里御浜の砂利で出来た地盤ですから砂利を敷き詰めた道でした。昭和30年代に入るまではこの道を下駄履きで歩く人が多かったのでガチャガチャ、ザクザクと結構うるさいものでした。
 昔の風情を求めるなら今では珍しい砂利道にすれば良い訳です。
 この切り石を部分的に生める石畳の道を作るのは随分前から流行っている手法ですね。『町おこし』『再開発』などと言う名目でこれをやっている町を随分見ました。ものすごく金をかけたのが一目瞭然で首長の手柄なのでしょうが、確かに町の体裁は整いますが、それがどうなのよ・・・と思ってしまいます。そんなことをやるときは、商店の閉鎖が続き過疎も進んで末期症状の所が多いのです。木本町の本町通りなどは昭和50年代には衰退し、最早焦点も無い所にどうして何千万も掛けるのか・・・土方と計画した人間以外の誰が喜ぶのでしょうね???
 まあ、それでも工事はやるそうです。
 この道は県道です。しかし、世界遺産関連で国のお金が優先的に出るようですね。
 これがあるから、世界遺産登録がお役所にとっては魅力的なのですね。
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カメラは ツァイス・コンタフレックスIV+プロテッサー115mmf4

by je2luz | 2006-10-22 12:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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