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LUZの熊野古道案内

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2006年 10月 21日

熊野の旅 木本町町並みと看板

 木本も古い町です。
 少なくとも坂上田村麻呂が活躍した時には海賊・豪族がここを根城にしていたのですからきちんとした集落があった訳です。
 江戸時代の古地図にも熊野古道の勝本峠からの道が木本に入った親地町(おやぢまち)の部分から今の新出町にかけてきちんと道路があります。ただ、家のあるのが両端で真ん中には無かったようです。これは前にも書いたように井戸も掘れない今の本町筋には住みにくかったのでしょう。
 大火があったとも聞かないのですが、伊勢湾台風の頃でも堤防は低かったのだし、その前は全く無かったのですから、高波や津波では随分被害を受けたものと思われます。
 そのせいか江戸時代からとか言う建物は残っていません。それでも明治位の建物が残った街並みです。それに、ここは商業の町として栄えた所なので親地町から本町通りは昔は商店が軒を連ねていたのです。
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 古い町並みを歩く楽しみの一つに家並と古い商店に掲げられた古い看板を見かけることもあります。改めてこの通りを看板を探しながら歩いてみたのですが、それが無いのですね・・・
 ほとんどの店が廃業してしまったと言うこともあるのですが、それにしても全然残っていないに等しかったですね。
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 上の写真は木本で一番老舗の酒屋さんの看板です。こうした看板は昔では大店の証として見られた物ですが今では貴重ですね。この店の廃業も近いのではないかと思われます。
 下のものは新宮の醸造元の宣伝看板でこうしたものを配ることも無いですし、貴重なものでしょうね。改装していない古いままの店の軒下に目立たなく掛けられていました。
 私の目に止まったのはこの二つだけという寂しい町並みです。かといって今流の看板に架け替えたのではなく、看板自体がなくなってしまった普通の町屋が並ぶ通りになってしまった訳です。
カメラは コダック・シグネット35
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by je2luz | 2006-10-21 11:14 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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