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LUZの熊野古道案内

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2006年 10月 04日

熊野の旅 とっさの時どうする? 雪・凍結

 南国熊野にはふさわしくないタイトルのようですが、これは切実な問題なのです。
 国道42号線も伊勢の方から海岸線を走っているようなイメージですが、実際は松阪からは志摩半島の出っ張りを通らないで内陸部をショートカットしてきています。紀伊長島??紀北町??で再び海のそばに出るのですが深いリアス式の海岸なので大きな岬をショートカットして山越えルートを通ります。そのため。冬になると雪が降ることもあり、寒い夜には路面の凍結もあります。
 これを口実に『尾鷲ー熊野高規格道路』の認可が下りたのです。公団の高速道路ではいつんあるか分からないと言うので、衆議院議長までやった旧三重県二区の大物代議士がねじ込んだものです。区の直轄の国道バイパスとして山間部ではなく海岸沿いを抜けるルートで着工されています。熊野の花火の日以外はがらがらの国道42号線にバイパスですからどれくらいの車が走るのやら・・・
 とにかく、国が認めるほど雪がかかって?交通障害の出るのが尾鷲と熊野の間にある矢ノ川峠なのです。
 矢ノ川峠は『矢ノ川トンネル』『大又トンネル』の長いトンネル二本で昔の808mの峠越えから400mくらいまで引き下げられました。
 直接海が見えないにしても尾鷲側と途中の賀田側はほとんど雪も積もらず凍結もありませんが、山間部になる熊野市大又側では年に数回は雪が積もり、厳寒期にはのべつ凍結します。
 この熊野市大又地区は山一つ隔てた海岸とは冬の夜中では5℃も温度差があります。この温度差は氷点をはさんでの温度差になるので全く違う世界になります。海岸側では霜も降りないのに山側では毎日霜で真っ白です。
 この周辺はこの山間部を除いてこうした条件の所はありません。そして、地元民はこの区間を走ることはめったに無いのです。
 つまり・・・この辺のドライバーは凍結とか言う条件にものすごく弱いのです。一旦こうなると普通のドライバーはお昼ごろまで待って解けてから尾鷲のほうに向かいます。しかし・・・中には怖さも知らない南国の運転手も居ますから・・・『何処へ行くかは車に聞いてくれ・・・』と言うのが居ます。雪が降ったりすると事故の山です。
 日本でも冬になればスタッドレスが常識ですが、この辺では山間部の人とスキーにでも行く気のある人以外ではノーマルのままの人が多いのです。
 厳寒期に山間部を走るときは国道42号線でも夜は凍結があるものと考えてください。始末の悪いのは回りに雪があるなんて予告が全く無いことです。特定の日当たりの悪いカーブだけが凍結するのです。凍結防止剤はほとんどの場合撒かれていますが絶対ではありません。尾鷲熊野間35kmで乾いていても凍結するのは4箇所ほど全部でも1kmも無いくらいです。それでも、そこで事故はおきます。
 真冬の夜間走行は出来るだけ避けたほうが良いですね。
 国道169号線や168号線・311号線は紀伊山地を貫く道路ですから平地の雨が雪になりますから、天気の悪い時は国道事務所や地元の役場に電話でもして確認した方が良いでしょう。こんな田舎の国道区間は道路情報なんて全く役に立ちません。
 通れなくなったらお昼まで待つことです。少なくとも42号線で終日通れないなんてことはありません。日が登れば凍結も大雪も解けますから・・・
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 道の駅 『熊野きのくに』 凍結区間と凍結区間の真ん中にあります。このそばも準凍結区間です。熊野で一番寒いとも言われます。ここから600m熊野側と約1.5Km尾鷲側が最大の凍結ポイントです。お気をつけて・・・
カメラは イコンタ521/16
熊野三山と熊野の地図へ   ←←←←をクリックすると案内図が開きます。

by je2luz | 2006-10-04 13:32 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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