LUZの熊野古道案内

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2006年 08月 30日

熊野の旅 秋色・・・丸山千枚田 2

 収穫期を迎えた丸山千枚田ですが、まだまだ真夏の太陽が照り付けています。
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 じりじり照りつける太陽の下であちこちに案山子が立っています。今様の材料で作られた案山子ですが、どうやらこれはすずめ対策ではなく猪や鹿対策のようであぜ道のそばに立っています。
 田圃はすべて電気の流れる垣根で取り囲まれています。近年増えているイノシシ対策のようです。垣の高さが低いので今のところイノシシのようです。これに鹿が加わると垣の高さは倍になってきます。この設置も棚田ゆえに大変だと思います。全部囲んであっても一部新入されて稲がぐしゃぐしゃになったところもあります。収穫直前になると現れる大泥棒です。
 都会の人はイノシシも鹿もはては恐ろしい熊までも「可愛いのに・・・」とか「かわいそう・・・」と、保護を叫びますが、実際こうした山の中に住むと生活の基盤は脅かされるし、場合によっては命まで危なくなるのです。
 田舎の百姓家は今でも外便所で庭を通って便所に行くところが多いのです。夜中に庭にイノシシが出てトイレに行けなかったなどという話もしょっちゅう出てきます。庭の周りにイノシシ、鹿よけの垣根をめぐらして檻の中に住んでいる家もたくさんあります。今のところ熊の出没が少ないだけましかもしれません。
 かつてはたくさんいた漁師や遊猟者も段々歳を取って減少傾向にあります。山を走り回るのはものすごい体力が要りますから遊猟者と言えども遊び半部員では出来ないからです。これから先、有害動物を駆除する『鉄砲持ち』がどんどん減り、動物は増える一方でしょうね。
 その頃には山里には人が住まなくなっているでしょうが・・・

by je2luz | 2006-08-30 11:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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