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LUZの熊野古道案内

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2006年 08月 25日

熊野の旅 熊野大花火と七里御浜

 以前から何度も取り上げていますが、戦後の復興期にアメリカのテネシー川開発計画を真似た熊野川総合開発計画で紀伊山地の水を集めて流れ下る熊野川をずたずたにするダム群が建設されました。その電力は復興期の日本のために役立ったのは確かです。
 その影響で当然のように砂利、土石の流下はなくなりました。そして、補充の利かない砂利浜はどんどん痩せてきています。
 木本の花火(現熊野大花火)は木本町の前に広がる砂利浜を会場に。仕掛けを波打ち際に並べ、打ち上げは端っこの脇の浜から打ち上げてきました。
 花火は安元地帯を確保しなくてはなりませんが、それを確保しても観客席が確保できたのです。今より基準も甘いとは言えずっとそうしてきたものですが、砂利浜が痩せてきたため、最早波打ち際に仕掛けを作って安全地帯を確保すると観客席がほとんど取れなくなります。
 そこで登場したのが、下の写真の台船です。
d0045383_11424784.jpg

 先日の東京大停電で有名になったクレーン付きのものです。
 ここならクレーンを上げたまま走っても当たるものはありません。たまに通る海上保安庁とかのヘリでも当たらない限り問題ありません。
 このクレーン台船がここに来るのは、これも以前に取り上げましたが、木本海岸保全のための潜堤工事の時に巨大なテトラを投入しに来る時です。この手の台船は地元にはありません。リースで遠方から回送してくるのです。潜堤工事は波の静かな2月とかですから、両方兼ねて曳航してくるわけには行きません。ものすごく高いリース料を払っています。
 会場が広くなり、観客の安全になったのですが、花火の数がかなり減ったはずです。延期なったときの追加料金がどうなるのか知りませんが・・・
 こんなところにもダム建設の害が発生していますが、電源開発株式会社との賠償交渉ではこの件ついては触れていません。又、この沖で行われている潜堤工事についても国費であり、電源開発は負担しておりません。
 ちなみに、この台船か係留されるのは我が家の正面です。我が家のために台船をチャーターしてくれたわけではないのですがね・・・・

by je2luz | 2006-08-25 11:53 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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