台風で大幅に延期された熊野大花火まであと4日もあります。まだ次の台風の発生は報じられていないので次は無事に行われると思います。
昔は花火になると三脚を立ててまじめに撮影したものですが、近年は真面目にやらなくなっています。毎年庭先でやるので慣れっこになってしまっているからでしょうね。
今年はデジタルカメラでも真面目に撮ってみようかと思い少しいじってみました。
私のデジタルカメラは入門機の中古ですから多重露光なんてついていませんね。一応マニュアル露光が付いているのでシャッター速度をどんどん落としていっても肝心のバルブが無いようです。最高4秒くらいの長時間露光は可能なようです。
4秒と言う時間は随分と長いものです。家の前の国道でテストしてみましたは、時速40Kmにも満たない車のライトが画面一杯に伸びます。それでも単発の花火は一発しか入らない勘定です。かといって仕掛けの裏打ちでは画面中星だらけになってしまいます。
普通のカメラの速度変更のようにダイアルくるくると言うわけにも行かず、バルブのようにレンズを手で蓋することも出来ず・・・げに、オートマティックのカメラとは不便なものですね。
フィルムで撮るとポジの場合は一週間は結果が出るまでかかります。デジタルカメラならその場で分かります。失敗してもやり直しが効きます。ネット用にはやはり便利です。
三脚に載せないとやはりぶれます。小型デジタルカメラ程度ならほそーいやつで上等です。『細くて軽いのはゆれる』と本にはかかれているしマニアも言います。まるで役に立たないがごとくに・・・そのくせ、同じ本に柱に寄りかかって、とか手すりに置いた状態でなどと書いてあります。その状態よりは細くても三脚の方がましです。無くては話になりません。ポルシェで無く軽四輪でも十分なのと同じです。杖代わりになる一脚なんてのもあります。
花火見物で写真も撮って帰りたい方はぜひ小さくても三脚を持ってきてください。
22日はチャンスですよ。三脚を立てるスペースが確保できるでしょうからね。ちなみに、三尺玉の海上自爆は大きすぎて標準レンズでは入りませんよ。普通のデジタルカメラではきついでしょうね。フィルムカメラなら28mm以下のワイドも用意してください。熊野の花火は観客席と花火がやたらと近いですからね。