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LUZの熊野古道案内

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2006年 08月 11日

熊野の旅 真夏のイベント 熊野大花火大会 2

 熊野大花火大会は熊野灘に面した七里御浜・木本の浜が会場です。
 昔は仕掛けも打ち上げもこの浜で行っていましたが、海岸浸食によって浜が狭くなってきたのと、打ち上げに適した場所が会場の両端に出来たので普通の打ち上げは祖夕から打ちあがり。仕掛けの文字などが波打ち際に並ぶ形になりました。昔に比べ安全ラインなどが厳しくなっているのでこのように変わっています。
 今は土用波の季節、台風が発生すると波が大きくなるので波打ち際の使えるところが段々上になってきます。つまり、見物席がどんどん狭くなるということです。少し近づくと浜に居ることが危なくなりますから、空が上天気でも花火は延期になります。めったに無いことですが、飴ではなく台風で大幅に伸びたこともあります。
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 この写真の左側は国道42号線、目の前のが堤防に作られた『桟敷』です。右側には七里御浜がありここが一般の観客席になります。
 この桟敷は昔は海に面した家に作る権利がありました。全国に多くあるのですが、海に面した家は家の幅だけ沖まで自分のものという慣例法があったからです。今は、私の家を含め土着の人も桟敷を組むことはなくなりました。そして、好き勝手な場所取りの時代になり揉め事も増えたので、今は堤防の管理者の三重県の土木が許可を出して作るようになっています。個人よりは組織、企業関係が多いようです。規格というものがないのでてんでんばらばらで作られています。この桟敷一杯に人が入るところは少ないですね。特等席なのですが、これを組んで、終わったらさばいて片付けるということはものすごく高いものに尽きます。だから、個人の家では組まなくなっていったのです。観客から桟敷料を取れば組み立て代は出ますが・・・
 向こうに見える山の裾が鬼ヶ城西口になり、ここの岩壁に花火を仕掛けるのが、ここでしか出来ない『鬼ヶ城大仕掛け』です。海面の向かって打ち出すもの、更には地面に置いた尺玉が自爆するものですが、穴だらけの鬼ヶ城の岩が反響板になるのと、地面で爆発するのとで、この桟敷まで爆風と地響きが伝わってきます。大音量の重低音スピーカーでもこれは出せません。このすぐ後の私の家などはガラスではなく家全体が揺れます。
 これは、来た人にしかわかりません。説明の仕様がないのです。ただ、ほかでは条件的に出来ないので、お金を一杯かける各地の花火に熊野大花火が勝てる部分なのです。
 録音再生したら確実にウーファーがはがれるでしょうね。

by je2luz | 2006-08-11 09:55 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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