LUZの熊野古道案内

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2006年 08月 04日

熊野の旅 大師堂 木本町

 熊野市の中心、木本町に『大師堂』と言うものがあります。
 小さなお堂で高城川に面した敷地には30人も入れば一杯だろうと思われます。
 商店街の記念通りからほんの少し山の方に入ったところですが、踏切を渡ったところから先には道路がなく道だけがあります。そう、三尺ほどの道です。これが参詣道であったようで入り口には小さな石碑が置かれています。
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 この碑には『天保』の文字が見えます。
 ここの大師堂はどう見てもお寺とはいえないので、民間信仰が支えてきたものでしょうね。少なくとも天保年間にはここにあり、近在の人たちの振興の対象だったのでしょうね。
 お堂には『高野山』の文字も見え、好き勝手に作ったものではないようです。前に書いた『水大師』は高野山とは関係ないようですがこちらは認可?の降りたものなのでしょうか。ここの催事は近くのお寺の住職が行っているようです。ただし、ここには『真言宗』のお寺さんはありませんので、『曹洞宗』のお坊さんです。弘法大師は日本の宗教の本家本元みたいなものですから、宗派も関係ないかもしれません。
 今でも参詣の人が絶えないようです。病気平癒とかのご利益があるのでしょうね。信者の方の寄進した『南無大師遍照金剛』と書いた赤いのぼりが所狭しと林立しています。まるで、お稲荷さんかと思うくらいです。
 
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 通路の上に見えるのは『藤棚』です。敷地一杯に広がった藤は開花期には見事なものです。普段は信者の方しか来ないのですが、その時期だけは花見の客で賑わうようです。

by je2luz | 2006-08-04 12:21 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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