LUZの熊野古道案内

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2006年 07月 25日

熊野の旅 熊野古道歩きとマムシ

 熊野古道はすべて山の中・・・木曽路ではありませんが熊野古道が残されているのは山の中だけです。
 元々、熊野古道は浪速方面からでも伊勢方面から来ても、山又山の街道です。平らで海岸沿いというのは木本ー新宮間の御浜街道の部分くらいのものです。
 梅雨時から空きまでの間は北国を除いて『蛇』の季節です。
 昔に比べ『青大将』などは少し減ったようです。それでも、一時の農薬乱用時代でかえるや虫が減った頃よりは戻ってきたようですがね。
 この『青大将』は名のごとくものすごく大きくなるので、見かけるとびっくりします。1mなんてのは小型です。1.5mくらいで一人前と言うくらいですからね。
 ただ、この青大将は民家の近くなどで暮らしますが、おとなしい蛇で毒も無いので、昔から放置されてきました。むしろ縁起が良いなどと喜ぶ人が居たくらいです。それに、毒も無いので排除する時も尻尾を持ってぶら下げれば上がっても凝れないので、ぶらぶらさせながら家から離れたところに捨てに行くだけでした。
 他にも小型の蛇が何種類かいたものですが、最近は田圃のあぜなども昔式の石積みではなくなってきたので住処を追われたのでしょうね。
 田舎住まいの人で、蛇や虫はなんとも思わない人でも『マムシ』・・・・『ハンビ』には一目も二目も置きます。特殊な人以外は手を出しません。慣れた人だけが生け捕りにします。生け捕りにすれば『マムシ酒』が造れます。皮をむいて乾かした勢力剤も作れます。
 この、マムシは水気のあるところでしか生息しません。つまり、梅雨時は山中いたるところをうろつきます。梅雨明けになうと谷のそばや田圃、水路の周辺に下りてきます。梅雨明けの方が予測しよい場所に居ます。梅雨時などは道端の木の枝に巻きついていたりするくらいです。
 ほとんどの蛇同様『マムシ』も人間に出会うと逃げ出します。しかし、機嫌が悪かったり、逃げるのが間に合わないとなると攻撃に回ります。始末の悪いのは敏捷でジャンプ力があるので素人はよけにくいようです。
 近年は田の畦とか山道でマムシに咬まれたと言う話がほとんどありません。随分減っています。しかし、これはマムシが減ったのではなく、マムシの居るような草むらの道に人間が入らなくなってきたからのようです。山の田圃の畦を子供が走り回る風景もありませんし、集落の道も皆舗装になっていますからね。
 熊野古道も随分整備されて草むらを漕いで歩くこともありませんから、99.99%は『マムシ』どころか普通の蛇も見かけることは無いでしょう。
 それでも紀州はマムシのメッカです。用心だけはしてください。私のように素足にサンダルなんてスタイルでは草むらに入らない方が良いでしょうね。私は運が良いので出会ったマムシも皆逃げてくれています(笑)
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 松本峠入り口・・・こんな道が一杯あった頃は蛇たちも暮らしよかったのですが・・・
カメラは ウエルタ・ペルレ

by je2luz | 2006-07-25 10:52 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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