LUZの熊野古道案内

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2006年 06月 17日

熊野の旅 紀勢西線 那智駅 2

 那智駅は観光拠点としてかつては重要な駅でした。那智山に参拝する客はここで降りてバスに乗り換えたものです。その面影は駅前に少し残っています。
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 ここの駅前は随分前から区画整理が行われていてかなりの部分が取り壊されて駐車場などになっていますが、何をしたかったのか分からない形で中断しています。
 国道から駅前まで30mほどですが、空き地は出来ていても道路は昔ながらの細いものが入ってきているだけです。
 もっとも、今では定期バスはここに入ってきていますが、特急列車は停まらないのですから観光客の乗降も少なく、道路を拡幅してもあまり意味がないような気がします。
 その駅前に昔はにぎやかであったであろう土産物屋さんが残っています。私が子供の頃に那智山に参拝した時はここで降りてバスに乗り、当然のように砂利道を土煙を上げながら長い時間をかけて那智の滝まで乗っていったのです。時間はかかるし、疲れるし・・・バスを降りたら駅前で一休みしないと・・・この時代は観光がお金になった時代です。
 今では列車もスマートなものに代わり、休校や準急が無くなり『特急』に格上げされ、那智駅を通過して行きます。
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 那智駅のすぐそばが海になっていて海水浴場になっています。そのシーズンでも今は車の時代で乗客は余り増えないようです。
 この浜は今では美しい砂浜の海水浴場ですが、熊野信仰の一つの顔である『補陀洛(ふだらく)信仰』の浄土への入り口だったのです。これについては次回に書きたいと思います。

by je2luz | 2006-06-17 12:48 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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