LUZの熊野古道案内

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2006年 06月 06日

熊野の旅 河口閉塞に加え潮の逆流 志原橋 2

 『志原橋』の『緑橋』と全く同じ機能の橋ですが、作りは少し変わって橋げた部分はコンクリートのなっています。欄干なども、総石造りと言った凝ったものにはなっていません。そういう意味では、志原橋は少しランクが低くなります。しかし、守る面積はこちらの方が広くなります。
 この河口には真直ぐ山から下りてくる『志原川』と、かなり北川から出口を求めてさまよった『産田川』(うぶた)が合流して出てきます。もっとも、途中の地形から言って、産田川がここに合流したのはそう昔のことでは無いようにに思われます。
 しかし、七里御浜を割って海に注ぐと言うことが以下に難しいことなのかは、産田川だけではなくほかの川も出口を確保するのに苦労していることで分かります。
 志原橋も道路のための橋としての役割は終わっています。しかし、この水門はまだまだ働かなくてはなりません。この水門が機能しないと一体の水田は水害+塩害で苦しめられます。
 その害がひどかった証拠はこの河口のそばの松林の中に『水の神』を祀る『竜宮さん』が祀られている事でしょうね。古代よりずっと地元百姓を苦しめ、それはいまだに続いています。 
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 この橋の樋門では防ぎきれない水害に対する対策として、井戸川河口にあるような、トンネル式『カルバート』建設の動きは何度もありましたが、工費の関係や漁業権との関係で進みませんでした。ここが熊野市と御浜町の行政の境になっていることも話を複雑にするのです。更に、この川の落差が少ないこともことを複雑にします。カルバートを作っても水門は不可欠なのですが、そういう大工事の時には事のついでに何もかも新しくしてしまうことが多いので、この水門橋も壊されてしまうのでしょうね。今のところは、計画はありませんが・・・
カメラは ウエルタ・ウエルチ1・テッサー50mm

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by je2luz | 2006-06-06 15:04 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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