LUZの熊野古道案内

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2006年 04月 24日

熊野の旅 昔の味 子供のおやつ 2

 今日も私が子供だった頃のおやつについて書きます。
 お店で買えるお菓子の中でこの辺だけなのか変な名前を付けられたお饅頭がありました。
 『ピーピー饅頭』です。別名を『焼き饅頭』とも呼びました。正体は『今川焼き』なのです。名前の由来は知らないのですが、私にとっては響きの悪いものでした。焼き芋と同じように「ぴー」と言う音を出して売る店があったのかもしれませんが、子供の私にはお腹を壊した時に言う擬音と同じイメージになって、『こいつを食べると下痢をするのかなあ?』なんて思いました。しかし、甘いものの少ない時代ですから、たまにありつくと下痢の怖さなど忘れてかぶりついたものです。
 ものすごくおいしかったものですが、今考えると『サッカリン』がたっぷり入ったものだったのでしょうね。
 今の人に『サッカリン』と言ってもわからないでしょうが、「人口甘味料」で発がん性があるということで後に禁止されたものです。砂糖の乏しかった頃には安くて目茶甘くなるものとして大量に使われたものです。
 この『ピーピー饅頭』を焼くのもガスではなく『炭火』でした。今なら『本格炭火焼』なんて看板が出るでしょし、小豆も国産でした。これしかなかったのですからね。田舎でガスが使えるようになったのはずっと後のことですから・・・
 こうした炭の使用が里山を守ってきたのです。雑木は余太くならないうちに切られて炭に焼かれたから雑木林が日当たりの良い林相に保たれたのです。 
 子供のおやつからいささか脱線しました。
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カメラは 日本光学・ニコマートEL

by je2luz | 2006-04-24 11:52 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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