LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2006年 04月 20日

熊野の旅 新鹿湾から飛鳥町へ

 新鹿湾は下の写真のようにあまり深く入った入り江ではありません。海岸に立っても広く外洋が見えていかにも「海水浴に来た」という実感のわくものです。
 その分、台風の影響も受けよいところです。
 この湾の右側には新鹿漁港があり、左側の岬の途中に遊木漁港があります。
 いまでこそ道路が出来てほんの5分あまりのところですが、道路の無かった頃は全く別の集落といった感じでした。
 この二つの漁村では昔から魚を揚げていましたが、今と違い販路が少なかったのです。船で中心部の木本に運ぶほかは、徒歩で『八丁坂』を越えて飛鳥町方面の山間部に売りに行っていました。私が子供の頃には海から一山越えた飛鳥町(飛鳥村)には各方面から魚売りが来ていました。『新鹿の魚売り』『泊の魚売り』『木本の魚売り』と三箇所から入ってきていました。当然、競争も激しく。結構新鮮な魚が安く買えました。だから昔は『魚は山で買え』という言葉があったくらいです。
 自動車が少なく、歩くのが平気な時代は全部の魚売りが歩いて山を越えてきました。三箇所共に片道10Kmほどです。今は道路沿いに考えますが、昔は最短の峠越えだったので今と距離感がかなり違います。
d0045383_10282861.jpg

 ここは近年通れるようになった『県道・新鹿佐渡線』の八丁峠までの中腹です。新鹿湾を眼下に見る典型的な峠越えの道です。着手から開通まで半世紀に及んだものです。
 道路は急斜面を這い回って登っていますが、昔の街道は谷沿いに進み。道のりはうんと短いものです。今では通る人も無く判らなくなっている可能性があります。
  カメラの名誉のためにお断りしておきます。遠景のカスミは黄砂によるものです。
カメラはA HREF="http://www.geocities.jp/je2luz/bessa01.htm" > フォクトレンダー・ベッサー・スコパー105mm

熊野三山と熊野の地図へ   ←←←←をクリックすると案内図が開きます。

by je2luz | 2006-04-20 10:34 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/2991075
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 木本代官所の松      熊野の旅 地もとの力・・・新鹿... >>