人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2006年 04月 19日

熊野の旅 地もとの力・・・新鹿観光協会

 熊野市新鹿町は新鹿海岸海水浴場を抱え、中心部とは別の形態で観光地であります。そのため、新鹿には独立した新鹿観光協会があります。その協会が中心となって新鹿海岸の保全に取り組んでいます。
 今の時期に県下全海水浴場の水質検査が行われています。来月あたりに発表されるのですが、新鹿海岸海水浴場と大泊海水浴場は最高のランキングを保っています。
 海には漂流物がたくさんありますが、新鹿は湾の奥にあり外海からの漂着物は割りと少ないところです。日本海側のようなハングル文字や漢字で書いたポリタンクなどが流れ着くこともありません。安心できる海岸です。
 この新鹿海岸も時々漂着物が帯のように打ち上げられていることがあります。これらはほとんど裏山の龍門山、八丁坂の八家から流れ出る二本の川、『里川』『港川』によって運ばれてくる枯れ枝などです。
 山から流れ出たこうしたものは、外海にあまり出てゆかないで湾内にとどまります。
 今年は春先の豪雨があったのでこの時期なのに河口の川底には木の皮などが堆積して黒くなったところもあり、白い砂浜には大量の流木などが打ち上げられています。
 海水浴にはまだ時間はありますが、新鹿海岸ではそれを集めて焼却しています。広い砂浜ですから簡単に終わる作業ではないのでしばらく続くのでしょうね。
 こうした作業は昔から地元の力でやってきています。その力が新鹿海岸の美しさを保ってきたのです。
 『日本の海岸百選』とかの投票があったときも、新鹿町は町をあげて投票に参加(一人何十票も・・・)こんなに人口の少ない入込み客も少ない新鹿海岸がちゃんと選ばれています。良さだけでは選ばれないだけに地元は実に熱心でした。
 新鹿海岸についての新鹿の人たちの『地元力』はたいしたものです。
 写真ののたなびく煙は漂着した木切れなどを焼く煙です。
 もう少しひなびていれば、小学唱歌の世界なのですが・・・
 吾は海の子 白波の 騒ぐ岸辺の松原に 煙たなびく苫家こそ 輪が懐かしき 棲家なれ
d0045383_1149193.jpg

  カメラは第二次世界大戦の前のドイツで作られたものです。
フォクトレンダー・ベッサー・スコパー105mm

熊野三山と熊野の地図へ   ←←←←をクリックすると案内図が開きます。

by je2luz | 2006-04-19 11:50 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/2987099
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 新鹿湾から飛鳥町へ      熊野の旅 栄枯彗星・・・紀州御影 >>