LUZの熊野古道案内

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2006年 04月 11日

熊野の旅 熊野路、初夏の味 2

 これは春の味になるのでしょうかね。
 『シラス』が一杯出回っています。
 この辺りで『シラス』と言うと、イワシの子供をゆでたものの他に、うなぎの子供があります。これは食べるのではなく養殖うなぎの稚魚として売るものです。この漁は春先の寒い時期に始まります。夜中に懐中電灯を頭につけて大きな網ですくうのです。場所は熊野灘に注ぐ川の河口です。川に上ろうとして集まってきたシラスうなぎをすくい採る漁です。漁獲量も減り、あまりうまみの無い漁業ですが、漁師さんの夜のアルバイトのようです。
 食べる方の『シラス』はイワシの子供だそうで、細かい『蚊帳』のような網で上げるようです。
 揚げたばかりの生のものは半透明の灰色が買ったもので、まだ子供なのでグニュグニュしたようなものです。当然、生のままでも食べられます。酢醤油で流し込むようにして食べます。おいしいといえばおいしい、味が無いと言えば味が無い・・・珍味とはそんなものです。
 釜茹でしたシラスはご存知のように真っ白なきれいな姿になります。
 最近は保冷施設が整っていますからこの『釜茹でシラス』がどこででも手に入るようになりましたね。昔は少し干して、塩加減ももう少し濃い目のものが多かったのですがね。
 干すと段々グレイになってきてしまいますから、きれいな色の半生の『しらす干』で流通させているようですね。
 シラスも良く見ると色んなものが混じっています。本家本元の『イワシの子』がほとんどですが、『たこ』『いか』『えび?』『???』じつに色々混じっている時があります。
 大きくなれば人間同様毒のあるものもあるわけですが、小さいのうちには毒のある魚も居ないのでしょうね。
 子供の頃にはこの混じったのを探すのが楽しみでした。まさに『雑魚』の状態でしたからね。
 高級なシラスにはこの混じり物が少ないですが、これってシラス以外の雑魚を取り除くのでしょうか?それとも、一杯混じったのが水揚げされると安いものしか作れないのでしょうか?機会があれば漁師に聞いて見たいと思います。
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by je2luz | 2006-04-11 11:26 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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