LUZの熊野古道案内

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2006年 03月 24日

熊野の旅 平成の大合併・・・御浜町は・・・

 南牟婁郡では紀和町が熊野市に、鵜殿村が紀宝町と合併しました。残りの御浜町だけがどことも合併しませんでした。
 今回の平成の大合併が動き出して当初は当然のように、旧旧南牟婁郡であった全域、つまり熊野市・御浜町・紀和町・鵜殿村・紀宝町すべてが合併する方向でスタートしました。これは至極当然のことで、元来ひとつであるべきなのです。しかし、色々やっているうちに思惑がばらばらになり、うまく行かない様相を呈しました。すると、鵜殿と紀宝と言う境目も分からないような二つが単独合併を打ち出しました。そうして残る三つで合併話を進めましたが前に進まず、何とも中途半端で合併のメリットなど無い熊野市と紀和町の合併で終わる結果になりました。
 表面では市庁舎の場所などでもめたことになっていますが、根っこには一つ厄介なものが引っかかっているのです。
 御浜町の抱える第三セクターの所有するショッピングセンター『ピネ』の問題です。
 人口の無いところに巨大な観光を兼ねたショッピングセンターを立てたのでオープン以来ずっと赤字で黒字転換は不可能に近いものです。見込み客20万人、地元人口5000人・・・核になるのがスーパー『オークワ』・・・すぐそばの新宮に本店がある紀伊半島どこにでもある大手スーパーです。と言うことは、わざわざピネに行かなくても・・・更に、観光バスなどとんと見かけられなくなった昨今では団体客など望むべくもありません。
 こんな状況の恒久的に大きな赤字を生む施設を抱えるところとはどこも合併したくないものです。儲かる見込みがあれば『財産区』を作って独立させるなり、民間企業に売るなり出来ますが引き取り手など無いものですからね。
 これが出来た理由は、国の施策で突然浮上してできてしまったと言うものです。海岸に作られた公園と一体のものです。
 これに付随した『リス公園』も『餌代を稼げば管理が楽で勝手に繁殖するから・・・』と言うものでしたが、リスだけの公園に遊びに来る人もあまり居なくて、管理費が続かず駄目になりましたね。これは合併の足を引っ張るようなものではないですがね。
 合併に際して飴を呉れるにしてもこうしたものを閉鎖する金を出してくれそうにありません。それに閉鎖すればショッピングセンターが出来て地元には焦点など無くなっていますから生活に支障が出ます。累積赤字をチャラにしてオークワさんにただ同様でもらってもらうのが一番でしょうね。今はやりの『保養施設が10万円』とかの方式でね。
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 駐車場完備のショッピングセンター・ピネが見えています。スーパーの方はそこそこですが観光部門は全く惨めな状態が続きます。

by je2luz | 2006-03-24 12:32 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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