LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2006年 03月 17日

熊野の旅 新名産品・東紀州地どり

 『東紀州地どり』なる名産品が『県主導』で少し前に作られました。
 名前の通り、この地方で飼育した「にわとり」を名産にしようと言うものです。
 この動きも『熊野古道を世界遺産に・・・』と言う運動の一環として生まれてきたようなものです。めはり寿司やサンマ寿司くらいしか名物の食べ物もなく、観光客に出すものがないということで割りと簡単に飼育できる鶏を選んだようです。
 パンフレットによるとこの鶏は「シャモ」に「伊勢赤どり」と「名古屋コーチン」を掛け合わせたものだそうです。そして広い場所でブロイラーの二倍の日にちの100日ほど掛けて育てるのだそうです。
 ブロイラーよりは味があるような気もしますが、日にちを掛けた分硬い気もします。まあ、私が子供の頃食べた卵を産まなくなったババ鶏みたいなことはありませんがね。ブロイラーに慣らされた今の人に食べさせるには、『地どりですから、味が濃くておいしいのですよ・・・』と能書きをたれてから食べさせないと『???』と思われてしまうかもしれません。能書きをたれればそれに満足する人も多いですから評判がいいかもしれません。
 このパンフレットにはもう一つの売り・・・『地産地消』とあります。
 これは呼んで字のごとく、『地元で作って地元で消費する』と言うことです。農産品の流通合理化や消費拡大を狙って行う運動ですね。結構なことなのですが、新しく生み出す産品の『東紀州地どり』の方針がそれなのは少し?うんと?消極的ですね。いや、分をわきまえていると言うことでしょうかね。
d0045383_12301973.jpg

 さて、この『東紀州地どり』ですが、料理屋さんにはあるのかもしれませんが、地元のスーパーにはありません。その関係で地元の人で食べたことのある人は少ないと思います。私はたまたま親戚がこの運動に参加したので何度ももらって食べています。私の食べ方はから揚げとかフライなので味を殺してしまうので感想は書けませんね。
 山間部を中心に飼育農家を増やすつもりだったようですが、思惑通りには行かないようです。産地形成の難しさで、『生産品をコンスタントに売る市場がなくては生産者は育たず、品物がコンスタントに供給されないと市場が育たない』と言う、まさに卵が先か鶏が先かの話です。
 今のところどちらも育たない状態のようですね。食事のないビジネスホテルばかりで、食事のある『簡保センター』は閉鎖に追い込まれるほど客が居ないのですから・・・
 熊野の来られたら食べさせてくれるところを探してみてください。

by je2luz | 2006-03-17 12:40 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/2838864
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 熊野古道と花粉症      熊野の旅 この半世紀の熊野の開... >>