秋空になりました。
絹雲? 巻層雲?
空高い方の雲ですね。
昨日は入道雲が出ていましたけど…
秋って感傷的になる季節のようです。
百人一首の時代でもそうだったようですね。
真夏のうんざりするような暑さが薄らいで、ホット一息…
空を見上げ、月を愛でるきになるからでしょうか?
でも、今年は秋風を心地よいもの、爽やかなものなんて感じられない人が多いでしょうね。
実りの秋は踏みにじられているし…
大掃除どころか家財道具全部を捨て、畳は干すこともできなくなってしまったようです。
15号台風からの連続の嵐で叩かれ続けですが、これの復旧は金だけではなく、資材の不足を招くでしょう。
そして、一番こたえるのが「職人不足」かも知れません。
この辺でも少し台風が荒れると瓦屋・トタン屋・大工が足りません。
関東から東北では一年や二年では修理出来ないでしょう。
そして、原発事故の後がそうだったのですが、「建築資材の値上がり」が起きるのでしょうね。
今は「定価」というものがなく「希望小売価格」ですからね。
片方では「助け合い」で立ち直ろうとするのに、「人の弱みにつけ込む」のも居ます。
一番、狙い良いのが「災害復旧工事」かも知れません。
公共事業だし、「激甚災害」ともなると、金のない地方自治体ではなく国の支出が増えるので…
足りない金で組む予算ではないので、自治体も気前良くなったり…
この現場でも人不足は当然起きますね。
だから、工事単価も上がるでしょう。
かと言って、ここに金が入っても「過疎対策」にはなりません。
「一過性の仕事」ですからね。
かつては「打稼ぎ人夫」を出していた地方も出す人間も居ない時代です。
今は秋の入口ですが、後一月ほどで雪の降るところもあります。
屋根なし、壁なし、建具なし…
民間施設の借り上げとかを急がないと大変なことになりそうです。
いっぱいある「空き家」は中々活用できないでしょうね。
この先二三年で過疎が大きく進む地区が出るでしょう。
そして、耕作放置農地も増えるでしょう。
怖い話です。